ディスクブレーキの維持費が高いことが、だんだんわかってきたね。
シマノはディスクブレーキの維持費は安いと主張しているけど、現実的には逆だった。
パットもローターもガンガン削れていく。
オフロードのフレームのフレームエンド幅142mmに対して、ロードバイクは130mmのなかにローターを入れてるので、基本的な設計すべてがギリギリ。
小さく作ったら寿命が短くなった、というのはなんと自然な話だだろうか。
ディスクブレーキロードが大々的に発売されてから1年半ほどが経って、初期型を買った人たちがメンテナンスとして帰ってきてるわけだけど、
もうしばらくするとディスクブレーキの維持費はリムブレーキよりも高いというのが一般常識として定着すると思う。

ディスクブレーキ採用のロードバイクは、やっぱり「ディスクじゃなきゃいけない」ってシーンが皆無なのが苦しい。
ユーザーとしては「ディスクブレーキでもダメじゃない」ではお金は出せないだろう。

ぶっちゃけよう。
売る側として「なんでディスクブレーキを勧めるんですか?」って尋ねられた時に、少なくとも私は合理的な説明が出来ないッ!

お店を閉めていた期間にいくつかプロショップを回ってみたけど、どこもディスクブレーキの余り方はしんどそうだった。
2017年から本格的に始まったディスクブレーキロードのデリバリーは来年で3年目を迎える。
サブプライムローンってわけじゃないけど、店として不良在庫3年は抱えきれから、来年”はじける”お店は多いんじゃないかな?