〜とあるお屋敷〜
「ご馳走様。美味しかったわよ、下僕。」
「はい、お粗末様でした。」
下僕と呼ばれた男と、それに礼を言うサキュバス。
彼女の名はメリアーナ。淫魔特有の角と尻尾、とても大wきな胸。今は出していないがコウモリの羽。
サキュバスの中でも特に魔力が強い、"クィーン"に値する種族。
その強さのせいか、ちょっぴりプライドが高くて、女王様気質で…
「ねえ下僕。」
「はい、なんでしょうお嬢様?」
彼は下僕呼ばわりされても嫌がる事など無く、むしろ呼ばれると嬉しそうに返事をする。
何でも言う事を聞いてくれて、呼べばすぐ来る。
こいつは本当に犬みたいだな、なんて思う。
何でもできるし、料理は美味しいし、私のお気に入りだ。

「ねえ、そろそろ…トイレが欲しいんだけど。」
「っ!?」

彼の皿を片付ける手が止まる。
そんな下僕に、耳元で囁く。

「で、でもまだ食事の片付けと、こちらでやっておく仕事が…」
「ふふ、ダーメ。主人である私の言葉が最優先。貴方の都合は聞いてないわよ?」

腕に抱きついて、胸をぐにゅぐにゅと押し付け。尻尾を器用に動かして、彼の股間をまさぐる。

「皿も仕事も、そんなの後でいいわ。今出したいの。…下僕のくせに、私をこれ以上我慢させる気?」

口では脅しながら。ただ、どこか甘えるように。

「…はい、お嬢様。その…存分に…」