慰安婦資料の登録に努力=ユネスコ「世界の記憶」−韓国政府 (2017/10/24)

【ソウル時事】韓国外務省報道官は24日の記者会見で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)
「世界の記憶」(世界記憶遺産)への従軍慰安婦関連資料登録について
「わが政府は『慰安婦問題を歴史的な教訓としなければならない』という基本的立場に従い
登録されるよう努力している」と述べた。韓国などの民間団体が登録を申請している。
 慰安婦問題をめぐる日韓政府合意は「国連など国際社会で慰安婦問題について互いに非難
批判することを控える」とうたっている。
このため、合意違反ではないかと批判もあるが、報道官は「そうした指摘には同意しない」と述べ
合意とは無関係で違反に当たらないという認識を示した。 
 朴槿恵前政権は日韓合意を受けて慰安婦関連資料の登録支援を自制していた。
今年5月に発足した文在寅政権は合意に批判的で、登録を支援していく立場を表明している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102400867&;g=pol