https://basketballking.jp/news/world/nba/20200518/230453.html

 そこで、「もし当時のジョーダンが現代NBAでプレーしたら?」という話題となり、
ウォールは「ジョーダンは平均45得点、あるいは望めばいくらでも取れるだろうね」と切り出し、こう続けた。
「今は誰にも触れない。ハンドチェックできないからね。

ハンドチェックがない今では、6フィート6インチ(198センチ)の男が(補足的な)センターに入ったりするんだ。
リーグは大きく変わったよ。別に批判しているわけじゃないけど、
もし得点できない、あるいは1対1で点を取ることができないなら、バスケットボールに属しちゃいけないのさ」。

 ウォールが指摘したのはルール変更、ハンドチェック・ルールの廃止だった。これにより、04−05シーズン以降、
ディフェンダーがマッチアップ相手の手や腕に接触するとファウルをコールされるようになった。
このルール変更によって、ドライブを得意とする選手たちがリーグを席巻。自由自在にコートを暴れ回り、
ショットやパスを繰り出せるようになった。