バスケットボール女子日本リーグ「Wリーグ」は3日、所属する新潟アルビレックスBBラビッツ(以下ラビッツ)について、
今シーズンでの退会を勧告することを明らかにしました。
ラビッツは2011年に日本航空から運営権を譲渡され、男子の新潟アルビレックスBBと同じ運営母体を持つチームとして活動を開始しました。
同年度からWリーグに参戦していましたが、2012-13シーズンの6位が最高で、15-16シーズンと17-18シーズンはリーグ戦未勝利と成績不振にあえぐ一方、遠征費用のカンパなど運営面でも苦戦を強いられ、
選手が交通事故を起こして報告が遅れたことで退団するなど、コンプライアンスの問題でも表面化していました。
今季18-19シーズンでもここまで10戦全敗で、皇后杯もクラブチームに逆転負けするなど奮わない状態が続いています。
リーグ側が対応を協議した結果、戦力面、運営面を含めあらゆる点で問題を抱えており解決策が見出だせないことや
一方的な大差で敗れるなどトップリーグに所属するチームとして不十分であることなどから、リーグより18-19シーズン終了後の退会を勧告する結論に至ったということです。