ペット仲介サイト運営会社を立ち入り検査 不公正な取り引きか | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180227/k10011345021000.html
犬や猫の繁殖を行うブリーダーとペットを購入したい人がインターネットを通じて直接取り引きできるよう仲介するサイトの運営会社が、
契約しているブリーダーに、ほかの仲介サイトよりも価格を高くしないよう求めるなど独占禁止法が禁じる不公正な取り引きをしていた疑いがあるとして、公正取引委員会は仙台市にある運営会社を立ち入り検査しました。
立ち入り検査を受けたのは、国内最大手のペット仲介サイトを運営する、仙台市の「みんなのペットオンライン」です。

この運営会社は、全国の2000人以上のブリーダーが繁殖した犬や猫およそ3000匹の情報をサイトに掲載し、ペットを購入したい人と直接取り引きできるよう仲介していますが、
関係者によりますと、契約しているブリーダーに対し、ほかの仲介サイトより価格を高くしないことや自分たちのサイトにだけ情報を掲載することなどを求めていたということです。

ペットの業界団体などによりますと、こうした仲介サイトはペットショップよりも手軽で、安く購入できるケースもあることから、利用者が増えているということです。

公正取引委員会は、独占禁止法が禁じた不公正な取り引きにあたる疑いがあるとして運営会社を立ち入り検査し、詳しいいきさつを調べています。

立ち入り検査を受けたことについて、「みんなのペットオンライン」は「なにも答えられない」としています。