サラザールは初マラソンでいきなり史上8人目のサブテンで優勝して以来、世界新を2回目
のマラソンで出すなど好記録(8分台、9分台)で4連勝し、83年の東京で瀬古が優勝しても、
皆、口を揃えて「でもやっぱり最強はサラザール」と言われていた程の選手。但し83年4月
のロッテルダムでまさかの5位、急遽参戦した福岡でも5位、アメリカのオリンピックトライアル
も2位で、すっかり株を下げてロス五輪に挑み、瀬古に続いて15位と惨敗。