「エスカレーターで盗撮100回超」神奈川県職員を停職6か月

 神奈川県は、31歳の男性職員が駅のエスカレーターで女子高校生のスカートの中を盗撮したとして、停職6か月の懲戒処分にしました。
 県の聞き取りに職員は「長いエスカレーターのある駅で100回以上繰り返した」と話しているということです。

 懲戒処分を受けたのは神奈川県公共住宅課の主任主事をつとめる31歳の男性職員です。

 県によりますと職員はことし4月、出勤途中に東急東横線の反町駅の上りエスカレーターで、女子高校生の背後からスカートの中をスマートフォンで撮影したとして、県の迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されました。

 職員は、先月末に罰金30万円の略式命令を受けたということです。

 県の聞き取りに対し「仕事のストレスを発散するため、2年くらい前から長いエスカレーターのある駅で100回以上、盗撮を繰り返した」と話しているということです。

 神奈川県は常習的に盗撮をしていたとみて、14日、この職員を停職6か月の懲戒処分にしました。

 県は「職員としてあるまじき、信頼をゆるがす行為でおわび申し上げます」として、全職員に行政職員としての自覚を求める通知を出しました。

NHK NEWS WEB 2019年6月14日 18時37分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190614/k10011952861000.html