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10月に入り、そろそろ気持ち的に焦ってきた。面白いもので、
走りたいと思う時には『時間がなく』、走れる時に『そんな気分になれない』
と思うもので、『走れる時』と『走ろうと思う気持ち』が一致する時こそ
『唯一走れるチャンス』なのである。丁度良い事に、月寒ドームでラーメン祭りのイベントがあり、
そこでアクターズライブをさせて頂くことになった。
なにせ、マラソンの良さは、走り切ったあとの達成感ではなかろうか。
『ようし、月寒ドームまで走って現場入りするぞ〜!』と決意した。私は社長の工藤統太郎に道順を聞き、コツコツ走った。
なかなかいい距離があり、走り終わった後の達成感が楽しみだった。ところが、走っても走っても到着しない。
もうイベントが始まってしまうのではないかという不安が募ってきた。通りがかりの人に聞いてみたら、札幌ドームは近いらしい!!『くそーーーっ!!!札幌ドームと間違って教えやがったなーー!!』という怒りがこみ上げてきた。
ついでに社長に対する違う怒りまで次々と湧いてきた。
結局、月寒ドームまでタクシーに乗り、なんの達成感も味わえず、代わりにラーメン祭りのラーメンだけ何杯も味わった。
因みにこの工藤統太郎、自社のホームページに『統太郎に訊け!』というコーナーを持っている。
(ふっ、アンタには一生聞くことはないわい。)