>>113
じゃあ、『Coppelia』(Ether)、『夢の繭紡ぐ盲目の輪舞』(Asriel)
『JUDGEMENT DAY』(MintJam)、『葬月エクレシア』(少女病)のどれかで。



てことで(?)、こちらも同人系CDのレビューを...。


Alice in the Ncrosis -GRAND EDITION- / 六弦アリス

01 メタモルフォーゼ ★★★★☆
ホンモノのクワイアをぶち込み、アンナ嬢のソプラノヴォイスが遺憾なく発揮される
ゴシックテクノ。打ち込みリズムなのはわかるのだが、深みのある音に仕上がっており、
ストリングスの音もヤニっぽさが出ているのが驚き。本当に素人の作品か!?
シンフォニック性は先駆者のALI PROJECTとは違う方向に発揮されており、
ALI PROJECTが室内音楽なら、六弦アリスはジングシュピールといったところか。

02 空想イデア ★★★★
さて、オペラで言えばちょうど最初のアリアが始まったところか。
一曲目とは打って変わり、アンナ嬢は妖しいアルトヴォイスで歌い、語る。
リズムこそテクノだが、ゴシック特有の退廃的な美しさと激しいギターは健在。
このような音楽性を打ち出したユニットが少ないだけに、スタンダードになりうる
ポテンシャルを感じさせてくれるのは、もはや驚愕の一言に尽きる。