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以下、第1幕のパンフレットから抜粋(原文ママ)

「ブリタニアの分裂とノーランドの反乱」
ルルーシュ皇帝の死後、小国や小さな自治領として分裂した神聖ブリタニア帝国。その中で元ブリタニアの貴族連合が領地を寄せ集めてブリタニア公国を建国。かつてのような貴族制の施行を試みるが、ルルーシュ皇帝時代に進められた民主化の流れによって運営はうまくいかず、国は混乱してしまう。
こうした状況を見かねたシュナイゼル・エル・ブリタニアは、民衆の声に応える形でブリタニア公国の元首となり、ブリタニア共和国とその名を改めることとなる。そうして新たな道を進み始めたブリタニア共和国は、旧ブリタニア領を統合して国力を取り戻し、また超合衆国に加盟することで平和への一歩を踏み出すこととなる。
しかし、シュナイゼルが旧ブリタニア陣営に共和国への参加を呼びかける中、頑なに交渉を断った小国が存在する。その国がノーランド・フォン・リューネベルクが元首を務めるリューネベルク領であった。そして来たる光和3年、ノーランドは独自の軍を率いてブリタニア共和国に宣戦を布告する。

「サッポロ事変とネオ・ブリタニアの発足」
リューネベルクの宣戦布告を受けたブリタニア共和国は黒の騎士団に出動を要請。リューネベルク領との国境沿いに小競り合いが起こるが、リューネベルク領はあっさりと降伏し、領地を明け渡す。しかしこれはノーランドの策であり、その隙を突いて集結させた旧ブリタニア軍と反超合衆国勢力で合衆国日本・ホッカイドウブロックを急襲、武力制圧を行う。そして、シャルル・ジ・ブリタニアの血を引く元第108皇子、カリス・アル・ブリタニアを真のブリタニア皇帝として擁立し、ネオ・ブリタニアの建国を宣言する。なお、ホッカイドウには他国からの侵攻を防ぐための装置「シトゥンペの壁」が配備されていたが、平和の隙を突いた電撃作戦であったことと、グリード・カークウェイン、グラン・カークウェインといったネオ・ブリタニアに寝返った勢力が内部から手引きしたことでその機能を果たせず、逆にホッカイドウ奪還を掲げる黒の騎士団からネオ・ブリタニアを守る結界として使われることとなってしまった。

「ネオ・ブリタニアの実権」
ネオ・ブリタニアは皇帝であるカリス・アル・ブリタニアを頂点として、戦略面を得意とするヴァイスリッター6名と、実戦面を得意とするシュヴァルツリッター5名からなる騎士団「アインベルク」が率いる軍事政権となっている。しかし、まだ幼いカリス皇帝は国を率いるだけの権力も武力もないお飾りの皇帝であり、実権はノーランドが握っている。
貴族制を復活させており、かつてのブリタニア統治時代のように日本人をイレヴンと呼び、奴隷として扱うことで労働力を得ている。
なお、元々統治していたリューネベルク領はブリタニア共和国との戦いで明け渡しているため、国土として数えられるのはホッカイドウのみ。