「真救世主伝説北斗の拳 ケンシロウ伝」を観る。89分。完全オリジナルストーリーとのこと。
脚本堀江信彦、演出さんぺい聖、キャラデザ総作画監督佐藤正樹、監督・絵コンテ平野俊貴。
ストーリーはありきたりだが、真情がこもっていなくはない。だから退屈せずに観られる。
キャラも嫌いじゃない。あの家族や爺さんや奴隷商人など、みんなが。
そして絵柄だ。ただでさえ濃ゆい原作絵は、白黒からカラーに変わればくどいだけになりがちだが
今作の場合、濃厚さは敵の悪辣さや味方の愛嬌を増幅する機能を持たされているから、
作品として上滑りしていない。つまり濃厚さに目的がある。
それはこのアニメシリーズ全体に言えることかもだけど。
スタッフたちに充分な力量があったということだろう。なかなか見事だ。