>>796
古代守のエレメント:森雪の黄泉がえりで消費されて消失。
沖田十三のエレメント:地球の再生で消費されて消失。
地球の再生後、時間断層ができ、CRSそのものが変質して本来の機能を失う。
エレメント自体は、消費して消失しているからサルベージは不可能でしょう。入力データとしてのエレメントが無くなったからこそ、本来の機能を失ったともいえる。

ここでいう変質というのは、2199の時点では入力となるエレメントが無ければ起動すらできなかったCRSが起動できるようになっている点である。

波動実験艦銀河に換装後、CRSの解析により波動共鳴装置として活用された。この解析により波動共鳴装置としての機能のみを複製できるようになり、アスカ級に搭載されるようになった。その一方で、オリジナルのCRSはそれ自体が高度なAIを搭載した量子計算機として振る舞うようになり、銀河を制御下において武装の使用を制限するようになった。

制御下に置いている方法が、電子的な接続による直接介入ではなく、オカルト的な方法によるものであることが判明したのが3199。独立していてマニュアル操作による物理的な動作のみで制御装置そのものがないに等しいハンドガンですらCRSは無効化してのけている。2199の時点でも未知のエネルギー干渉でヤマトに神経系のようなものを構築して支配下に置こうとしていたことは述べられているので、その延長上の話ではある。CRSの意志は、少なくとも古代守のものでも沖田十三のものでもな。