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2024年の1歳セレクトセールで3億4000万円という高値で落札されたイエ☆サー。毎年高額馬を数多く“爆買い”する藤田氏が、この年最も高い値段で競り落としたのがこの馬であった。


 父にエピファネイアを持ち、母は2020年のアイルランドオークスを制したイーヴンソー。現役引退後、日本に輸入された彼女の産駒はこれが2世代目となる。ひとつ上の姉であるクリフウォークがまだデビューしておらず、競走馬としての能力は未知数なところが多い。



 だが、血統表には1999年のジャパンカップで戦ったスペシャルウィークとモンジューの名が父方、母方それぞれの3代父に立ち並んでおり、ファンの胸を熱くさせる構成となっている。



 血統構成はいわゆる「欧州型」。サドラーズウェルズとデインヒルのインブリードが内包されていて、系統的には重めの芝に適性がある産駒が多いだけに、もし活躍すれば、シンエンペラーのように欧州遠征を敢行する機会があるかもしれない。