1:自分が正しいと思っている

会社の部下などから「老害」と言われてしまう人は、自分が正しいと思い込んでいる傾向があります。誰がどう言おうと、自分の意見を曲げず人の話に耳を傾けようとしません。そのような頑固な態度が、周囲からは扱いづらく、面倒な老人というイメージが植え付けられてしまうのです。

長年会社のトップだった人や、重要な役職についてきた年配者ほど、自分の生き方や仕事のやり方にプライドを持っているため、それを傷つけられると大声で怒鳴ることも。部下に高圧的な態度をとって、自分の方針や価値観を押し付けることも珍しくありません。

2:クレーマー

「老害」だと思われてしまう人には、気に入らないことがあるとすぐ怒るクレーマーも多いです。店員の態度が気に食わなかったり、スーパーのレジで待たされてイライラすると大声で文句を言ったり、いつまでもクレームを言い続けて離れないことも。

自分自身は、頭に血が上って感情的になっているので、周りから冷ややかな視線をおくられていることに気が付きません。人のミスを許すことができない心の狭さも、「老害」の人に当てはまる特徴といえるでしょう。

3:話が長い、くどい

話が長い、くどいことも「老害」の人によくみられる特徴です。若い時の武勇伝や成功した話などを、酒の席で延々と語って自慢してくることもお決まりのパターン。話の中では「昔はいい時代だった」「最近の若者は礼儀がなってない」など、過去を美化し、部下に説教し始めることもしばしば。

同じ話を何回も繰り返す癖もあるのですが、目上の人であるため部下も「それ、前に聞きました」と指摘できないことが悩ましいところ。一度捕まると話が長いので、職場では避けられている人も多いでしょう。