>>393
のっけから局地的な「降り止まない長雨」という“異常気象”の話であることがわかるし、その“異常性”について気象神社の宮司による「たかだか百年の話で何が“異常”だとわかるのか」という主張、占いおばばに軽く触れさせたガイア理論、これで気候変動の話であり天然説と時の説の論争を踏まえてることもわかる
あと絵や声としては“鯨”、そして“龍”のイメージ提起
陽菜が生贄の如く印象づけされ帆高はその救出者
すると日本神話で言えば陽菜はクシナダヒメで帆高はスサノヲ、龍はヤマタノヲロチ
ギリシャ神話で言えば陽菜はアンドロメダで帆高はペルセウス、鯨はもちろん化け鯨
ヤマタノヲロチは、人間が何をしたからなど無関係に何度も襲って来る
化け鯨は王家(人間の支配階級)の傲慢に対する神罰として襲いかかって来る
ヤマタノヲロチは気候変動が自然のサイクルであることを象徴し、化け鯨は気候変動が人間社会による温暖化であることを象徴する

陽菜はクシナダヒメなのかアンドロメダなのか?
物語での演出的には「そのどちらであるにせよ」という役どころだが、事実として陽菜ひとりが生贄になろうが気候変動が収まるはずもない
帆高も同じく、彼は無力なスサノヲであり無力なペルセウスだ

...こうした背景を描いてもってしても、国内にはそれが伝わらなかったということになるんだろうなと感じた