恐竜時代では主流だった「滑空」と比べると、風を捉えずわざわざ自分の筋力を使う「羽ばたき」は非効率で鈍臭い行為だった。
でも、@滑空だと無風や強風で飛べない、羽ばたきは能動的に飛べるA翼膜は破れたら終わり、羽は何度も生え変わるB羽は体温保持にも役立つ みたいなメリットもある。
それが隕石落下とかの環境変化で、翼竜は絶滅/始祖鳥は鳥として繁栄 という分岐点になった…っていう面白い題材ではあるんだよな。

あの新恐竜はまだ「羽で滑空する」という、翼竜の劣化版みたいな種族だった。
きっとあの新恐竜の中には、今までも偶に滑空せず羽ばたこうとする「変わり者」がいたけど、餌も取れず、周囲に受け入れられず、子孫も残せず、その形質は淘汰されていた。

キューがのび太との絆で「羽ばたいて飛べる」ようになったからこそ、新恐竜の種族は「羽ばたき遺伝子」を次世代に受け継いで鳥類としての一歩を踏み出した…という激アツな話だけど、いかんせん魅せ方が上手くなかったな…

キューの飛翔にねっとり尺使う割に、博士の解説は早口赤木リツコ状態だし…
せめて羽ばたきによって他の新恐竜や翼竜にもできなかった機動力!みたいな描写あれば違ったかもだけどミュー達もケツァルコアトルも鳥みたいにスイスイ飛んでるし台無しだこりゃ。