>>742
昔の邦画界で、俗に五社協定と呼ばれる、専属の監督や俳優引き抜き禁止協定があった
これが邦画が斜陽期に入り自然消滅すると、会社間の垣根が無くなり、かつては共演不可だったスター共演が実現
それでオールスター映画が多数作られたが、すぐに飽きられて廃れた
その原因のひとつに、スター1人1人に見せ場を作ろうとすると、どうしても話が単調になり、面白い作品が作れないという事情もあった

結局のとこ、面白い話を作るには、全員主役で全員目立つのは難易度高過ぎってことなんだろう
面白い作品を作るには、脇に回り脇で輝く人も必要ってこと

ついでの話だが、その後の邦画界は大作路線に走り、名の知れたスターをチョイ役でもったいない使い方をする
正しいオールスター映画へと進化(?)した
例えば「新幹線大爆破」で、当時の空手アクションスターだった志穂美悦子が、電話交換手役でほんの数秒の出番
みたいな