より本質的には、2199の波動砲問題って、スターシャが波動砲を使うかどうかについて
地球人の決定権、自由意志を一方的に奪っている、少なくともそのように見えることが問題
設定的にも地球オリジナルの魔改造的発明で、イスカンダルも既知の技術だっただけなのに
また、オーバーテクノロジーがいくつも出てくる世界観において、波動砲だけは使わないことが
そんなに大切なことか?とも思える。波動砲より残忍な兵器はいくらでもありえるだろう
まあ結果的には2202で地球人が勝手に使うようになったわけだがw

もっというとやってはいけないのは大量虐殺とか戦争であって、兵器の是非じゃないという話に
なるわけで、そこを兵器の問題にすり替えるところが、いかにも現実のメタファーだ
そんな思想性をこの世界観に持ち込む必要は最初からなかった

その2199での設定のために2202の話もゆがんでしまった。なによりその矛盾を主人公に
背負わせて主人公の人物像まで歪めてしまったのだから、本当に害悪にしかなってない