小学生のときに、アニメ版をあまたあるアニメ番組のひとつとして見ていた男子。
原作は読まなかった。
全話は見ていないが、面白い番組として再放送も何回か見ていて、結末が気になっていた。
今回もあえて原作は読まず、オリジナル作品として鑑賞。
前編は高画質総集編で大満足。
関係者でもないのに、こんなにきれいにリメイクしてくれてありがとう、他の声優さんはなるべくアニメ版に似た声のひとをえらんでいるなと思ったのに、紅緒はまったく違った声だと思ったが、紅緒に性格にはあっていて、見ているうちにハマっていた。
見落とした回や忘れていた人物などじぶんの記憶の欠落した部分をおさらいさせてくれた。
後編は、
予備知識がないせいか、尺の割に盛り込み過ぎで頭がついていけないうえ、満州出張でいきなり鬼島に遭遇したり、冬の戦闘地域に貴族の娘が通りかかったり、それが亡夫の兄だったり、瓦礫の下敷きになっていたはずに紅緒が無事だったり…
と宝くじ一等当選並みの確率かよ。これが少女漫画ってものか。
原作を知らないから、なんだこの映画は、というかんじ。
紅緒も環も漢で一途。もてない男性こそ感情移入しやすいとは思った。
自分の中で「はいからさん…」は大団円となって終わった。