過剰に壮大な世界観は「映画だから」に尽きるなあ
レイリアの運命と戦争があるから盛り上がるけど
マキアとエリアルの話がやりたかっただけなんだと思う

年齢を追い越される頃の親離れからのプロセスを中途半端な形で切ってまで
マキアを少女の姿をした母親像に縛ってるのは
戦場での邂逅やラストの別れを美しい表現にしたかったんだろうけど
エリアルが独立して家庭を作り支えて老いて死ぬまでは不在だったせいで
本当の意味で人間の短い人生に付き合ってはいないからいくら涙のシーンでも共感しにくくなってる