この映画では、とっときの”台湾”米が当局から隠し持ってる闇市での目玉商品として登場する
シーンが0:53:01辺りであるが、まあ片淵自身もそんなに搾取構造云々の話に持っていけないと
感づいてるのかも知れんなW

ちなみに台湾米とその政策について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%93%AC%E8%8E%B1%E7%B1%B3
蓬莱米についてだが、こんな歴史がある。
>蓬莱種の育成は1903年(明治36年)から始められたが、実を結び始めるのは昭和になってからである。
>従来は在来インディカ種と日本種の交雑育種は困難とされていたが、これに成功し、「嘉南二号」や「嘉南八号」など
>100余種を育成した。また、日本種相互間の交雑からも台湾に適した品種を多数育成している。この中で最も有名なのが、
>1927年(昭和2年)に育成された「台中65号」である。

後はサトウキビとのトレードオフが生じた「米糖相克」からの抜粋

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E7%B3%96%E7%9B%B8%E5%85%8B
>他方、1920年代になると
>日本国内で人口が増加し、食料供給が緊迫化した。そこへ台中試験場において磯永吉等が蓬莱米の栽培に成功した。
>これにより、台湾米が品質の面からも日本種に劣らないものになったので、これまで自給用にすぎなかった米が、
>日本に移出することができるものになった。この蓬莱米は順調に日本市場に浸透したので、台湾では米が甘蔗と並ぶ
>経済作物となった。ひとたび米が経済作物となると、台湾の気候からすれば、米と甘蔗の転換は容易であった。