>TAAF2018 この世界の片隅に 片渕監督トークショー
>・海苔作り体験をしたが、実は江戸前と広島では天日干しの向きが違う。また、当初原作では天日干しは5段だったが実際は7段だったらしく、指摘されたのか途中で段数が変わっている。
>・(次回作について)少なくとももう一回は完全なファンタジーではなく、同じアプローチの作品制作をしたい。資料を集めている最中。2021年(MAPPA10周年)公開は目指したい。戦時中では新鮮さがないのではないか。
>・DVDリテイクは二百数十カット、白い息追加が多い。そこから先はそれほど悔いがない。すずさんがそこにいると思ってもいいのかもしれない
>・映画で撮影している世界ではなく人間の目で見ている世界にしたい。すずさんがそこにいると思いたい。例えば曳光弾の長さはカメラと肉眼では違う(後者は長い)。雨の線の長さを計算したexcelデータがある。
>・すずさんと同じ場所に立つにはどうすればいいかという課題を持ち、考証と実証を重ねていった。こうの氏祖母宅で鷺を見ながら階段を降りる、桶を担ぐなど。
>・MAPPAができた時点での企画書公開
>・最初の脚本Aパート着手は11年6月28日。中身初公開。カレーのシーンがまだある。Fパートは11月16日。第二稿(決定稿)UPは12年1月11日。
>・コンテFパートだけに1.5稿が存在する
>・ロング版の話として、簑の着方、布団新設定を見ながらトーク。円太郎の二千馬力エンジンの仕事場は、取材で戦後所沢工場の教官だった人に話を聞いても判らない(どうもコンテが間違ってる模様