のび助とのび太の絆描写、重力ペンキ走りとファンには嬉しいシーンは多いんだけどね。

パパに対して突如キれるのび太。突如自分に自身をなくすのび太。
「大人は間違えないの?」←今言うことそれ?
地球が大変なことになる!(どう大変になるの…)
単身頑張るドラえもん!(特攻の必要ある緊迫感じゃなくない…?)
ドラえもんを助けるのび太!…ロボットが破損するエネルギー球に触れて大丈夫?
キリがないけど(特にシルバー関連)
溜めがないというか唐突と言うか、シーンの配置の雑さが色々ダメにしちゃってる。

川村元気という脚本家を知りたければ「世界から猫〜」でも読むと良い。
今作と同じ、キャラクターが感動台詞を言わせる為の脚本の奴隷になってる。

加点方式と減点方式で綺麗に分かれるから今回こんなに賛否がはっきりしてるんだと思う。
お皿(90分の尺)という限られた空間に、寿司ラーメンステーキがぐちゃぐちゃにうず高く積まれているのを見て、
「うひょお美味そう!量も多くて大満足!!」となるか「いや食べ物の形は守ろうや…」となるかの違いかと。
子供向けとしては正しい。子供は実際すたみな太郎とか大好きだし、そんな子供の笑顔が見れれば親は満足。