虹色ほたると君縄には消えてしまう町、本来異なる時間に属する少年と少女の時を越えた出会い、元の時間に戻れば記憶がなくなって
しまうけど必ず見つけ出すと少年が言う約束、少女が元の時間に戻って消えた瞬間に彼女の事を忘れている少年、記憶を失って大人
になった未来での再会という物語構造レベルでの一致点が多い。見てみればアレ?アレ?と思う事がある筈。

男女とりかへばやというアイデアを虹色ほたるの物語構造に盛り付けてダムに沈むという静かな喪失を絵的に見映えするカタスト
ロフの大災害にしてブラッシュアップしたのが君の名は。であると気付くと思う。
もちろん、新海自身のアイデアが無いなんて言わないけど、虹色ほたるを全編見たら相当インスパイアされてるのが分かると思うよ?
少年が必ず見付けると叫ぶシーンなんて瀧の予告編の印象的な台詞がまんまだし。