シュメール文明とは紀元前3800年頃、イラク南部のユーフラテス河地域に栄えた人類最古の文明である。
この文明を築いたシュメールの人々は突然現れ、現代文明に匹敵する高度な技術を用いて瞬く間に都市社会を構成してしまう。
あっという間に現れたこの文明は世界中の考古学者らが八方手を尽くしても出自と行方が謎であり、そのこともまたシュメール文明自体がオーパーツだと言われる所以になっている。

オックスフォード大学の教授が「古代宇宙飛行士説」の鍵を握っている、と注目したのは、そんな謎多き彼らが残した粘土板「シュメール文書」である。
考古学者のゼカリア・シッチンが解読したその文書には“アヌンナキ”という神々の集団にまつわる神話が残されているが、教授は「我々人類を創造し、シュメール文明を興したのはアヌンナキで間違いない」と主張しているのだ。

古代宇宙人飛行士説を裏付ける証拠の1つに、シュメール文明は段階を経て徐々に繁栄した文明ではないことが挙げられる。
これは初めから何者かが彼らに文明の基盤を授け、栄えた文明だと考えられないだろうか。
はるか5800年も昔からシュメールの人々は高度な医学技術、法体制、慣習などを持っており白内障の手術方法までも知っていたのだ。