それがアレン
アレンは魔法の剣を持つが抜けない
真っ直ぐな刀を使えず行くべき場所がわからない
それを知るのは、魔法=真の名をテヌーと共に知り合い、自分のあるべき所を他者の中に位置付けあうとき
その時、魔法の剣は鞘から抜け、竜が復活する
そこに至るまでは延々ひたすら闇の恐怖、町や星々の中に根差した影に怯えながら
ハジアの闇、星夜の闇から影との戦いが描かれている
太陽を光を天上を取り戻すための祈りの彷徨が全編描かれる
父を殺す闇からの離脱が太陽への祈りが描かれている
風のざわめきや星夜への恐怖からの必死の抜け出しが描かれている
ゲドに狼から救ってもらった夜に星空を見ながらアレンは恐怖している
ゲドはそれを見ていう
一緒に歩かないか
治療が始まる
ホートタウンの遠景は星空のようだし、そこには人間が商品になり、ハジアもまた星夜のよう
風のざわめきに恐怖し絶望するアレンは
ウサギ達に人狩されながら光の魔法使いゲドに救い道を示される
風のざわめきへの星空の夜への恐怖を理解できなかったら映画ゲドはわからない