ここに、書くことをすごく悩みましたが
どうか、聞いてください

先日、ある方のお見舞いに福岡まで行ってきました
その方は、私の先輩です

私の8年3ヶ月の局アナ生活の中で一番長くコンビを組んだ方です

病院に到着すると先輩は入浴中とのことで先輩のお母様と話をしました

時には笑顔で、時には涙ぐみながら当時のこと、そして今までのことを話してくださいました

その後、先輩が入浴が終わって私たちのところへきてくださり、本当にたくさん、たくさん、 時間を忘れていろんな話をしました

その中で先輩は、まっすぐ私の目を見て
「このケガは俺でよかった。後輩やほかの人が ケガをしていたら、俺は一生後悔していたと思う」
と、澄んだ目で言いました

でもここまでの思いに到達するのに、涙が枯れるまで泣いた事・・・
そのことをポロっと言われたとき、私をはじめ、周りにいたみんなが涙しました。

「俺はこのままでは終わらない。子供たちのためにも 家族のためにも、絶対に復帰する」と 誓ってくれました

そして、私たちに
「そうやって立って歩いていることが奇跡なんだ。だから、つらいことがあっても自分を信じて、
 自分に負けないでこれからの人生を頑張るんだよ」と心からの言葉でエールを下さいました。