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【論説】 「南京30万人虐殺、慰安婦…ウソを実証つきで否定されると怒る中国・韓国の屈折」
「日本の左派マスコミも問題」…2012/10/17(水)産経新聞 

筑波大学大学院教授・古田博司 日本軍と戦わない屈折が反日に

 韓国は日韓併合は強制であり、不当だと言った。だが、当時の李朝の国庫は空であり、どうしようも
なくなった王が日本の提案に妥協し5人の大臣に丸投げしたという史料が、3カ所から出てきてしまった。
 国権強奪はなかった。 土地収奪はソウル大の経済史教授が否定した。
 日本時代は、韓国に年率3・7%の経済成長をもたらし、民法典を与え所有権を確定した。
 確定した側が所有権を無視し、土地を奪うはずがない。
 朝鮮で取れたコメは経済原理に則って日本に輸出されたのだと、教授は主張した。
 台湾の植民地統治は成功だったが、朝鮮のは失敗だったという、日本の左派学者たちの韓国の反日擁護の構図は崩れた
日本軍と戦わなかった者たちは自らの正義の記憶がない。
中国は南京事件を捏造する日本の市民派新聞に飛びつき、韓国は従軍慰安婦のウソに搦め捕られた。
日本の左派知識人やマスコミは結局、彼らの卑劣さを助長したのである。
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 南京事件の被害者数は年々増加する。戦闘1週間で30万人も殺せたならば、戦争はすぐに終わってしまうだろう

 中国軍はそれほど惰弱だったのだと侮蔑することもできる。
だが、戦ったのは共産党軍ではない。国民党軍だった。
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 歴史共同研究で話し合えば共通認識が得られると思い込んでいる人々がいる。
だが、事実を明らかにする資料を示すと彼らは怒る
その時に初めて恥を感じ、面子を取り戻そうとするからである。
日本側はウソ自体を恥じる。だから研究して会議に臨む。「恥と面子の平行線」である。