“襲撃”事件相次ぐ ３つの暴力団に事務所「使用制限」の仮命令【岡山・岡山市】
岡山市の指定暴力団、池田組の組長を狙った襲撃事件などが相次いだことを受け、
岡山県警は、抗争状態にあるとして、１０月２８日、池田組と、対立する暴力団に対し、
事務所の使用を制限する仮命令を出しました。
暴力団対策法に基づき、２８日、使用制限の仮命令が出されたのは、
岡山市北区の指定暴力団、池田組の事務所２カ所と、池田組と対立する六代目山口組傘下の三代目妹尾組と二代目南進会の事務所、合わせて４カ所です。
２８日から１１月１１日まで、組員の集会などに使用することが禁止されます。
池田組を巡っては、２６日午後、岡山市の理髪店で組長が散髪中に襲撃されたほか、
夜には、組長が普段使っている車が何者かに銃で撃たれる事件が発生しています。
岡山県警は、一連の襲撃事件に関係したとみられる三代目妹尾組の幹部組員、
吉永淳容疑者（５０）と福岡一彦容疑者（５７）の身柄を、１０月２８日朝、岡山地方検察庁へ送りました。
