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山健組組長を殺人未遂で起訴　弘道会組員銃撃　神戸地検
12/25(水) 19:39

　神戸市中央区にある指定暴力団・山口組の中核組織「弘道会」（名古屋市）の事務所前で8月に組員が銃撃された事件で、
神戸地検は25日、抗争状態にある指定暴力団・神戸山口組の中核組織「山健組」組長、中田浩司容疑者（60）＝神戸市中央区＝を殺人未遂と銃刀法違反の罪で起訴した。
地検は認否を明らかにしていない。捜査関係者によると、黙秘しているという。

　起訴状などによると、中田被告は8月21日午後6時15分ごろ、同区熊内町9の弘道会事務所前で、
軽自動車の運転席にいた男性組員（51）に拳銃を6発発砲して5発を腹などに命中させ、殺害しようとしたとされる。
組員は一時意識不明の重体となった。
現場は山口組ナンバー2の若頭、高山清司幹部（72）の別宅と隣接する重要拠点。

　兵庫、大阪、愛知など6府県の公安委員会は山口組と神戸山口組を暴力団対策法に基づく「特定抗争指定暴力団」に指定する方針で、25日に意見聴取の手続きが全て終了した。