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2018年10月03日までに、二代目東組直参で『二代目清勇会』若頭の大野大介(50・大阪府岸和田市)、建設会社経営者の八木保慶(41)の計2人が、
暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕された。

逮捕容疑は2018年01月12日、八木が経営する建設会社が下請け業者から大阪市浪速区のホテルの工事代金の一部として約500万円を請求されたことに腹を立て、
大阪市にある会社事務所に下請け業者の男性を呼びつけ、組員約10人で取り囲み

「どないなってんねんこらあ!
お前らなめきってんちゃうかほんまに、
カネカネカネカネって、遊びでやってんのか」などと言って脅し、約500万円の支払いを免れようとした疑い。

被害者の男性は「テーブルひっくり返してからスタートで、(大野が)すぐ電話して、東組の本家の方から人をたくさん呼ばれて。

正直全員が、場が凍りつく。このままどっかに攫われるんじゃないか、怖いなという状況。
僕自身もここまでやってきて未払い、賃金をもらっていない。
業者さんで貰えてない人もたくさんいてます」などと証言している。
大野は容疑をおおむね認めている。

警察は大野が同様の手口で下請け業者らから約1億5000万円の支払いを免れようとしていた可能性があるとみて捜査している。
大野は東海テレビ制作のドキュメンタリー映画『ヤクザと憲法』に出演。
ヤクザと憲法は二代目東組『二代目清勇会』に100日間密着取材して製作され、2015年03月にテレビ放送、2016年01月に映画化されていた。
2018年10月04日、この事件の関係先として、大阪市西成区にある二代目東組と堺市堺区にある二代目清勇会の本部事務所を、大阪府警が家宅捜索した。