私は、竹中武が「竹中組」を高山一夫に譲って「3年後」に、これも20年を務めた「大西正一」に譲る話しまでして「六代目山口組」と話しが付いて居たと聞いていた。



 そこまでは良かったが「竹中武」が竹中組の「総裁」とか「顧問」でも、六代目山口組から残れないと云われて「吐いた唾を飲み込んだ」と、高山一夫から聞いた。



 そして山口組の最高幹部(現在舎弟の侠友会々長・寺岡修)と逢って居たのを坪田英和に見られ「竹中武」にチンコロされて「マンションから出て行け」と云われて放り出されたとも聞いた。



 私は高山一夫と共に拳銃を持って走った仲なので、この男の気持は良く分かる。

 高山一夫が私に最後に云った言葉は「わしも平尾光や大西正一が竹中組を出る時、一緒に出ときゃ良かった」「船に乗り遅れた」とも云って居た。