執行部の強い意向で四代目山口組から「義絶状」が全国の友誼団体に送られる。
竹中正久は出て行った者たちは放っておけば良いと考えていた。
ところが執行部から提案され、事前に書面に目を通した。
辛辣な文面を見た竹中はこの時、宅見ら執行部に「これを出すという事はどういう事か分ってるな」と念を押している。明らかに喧嘩に発展する事が予想できた。