全国の暴力団構成員が2017年末時点で前年比約1300人(7.2%)減の約1万6800人となったことが12日、警察庁のまとめで分かった。

 14年連続の減少で過去最少を更新した。国内最大の山口組は約500人減の約4700人、同組から分裂した神戸山口組は約100人減の約2500人だった。同庁は「暴力団排除の取り組みの徹底により資金獲得が難しくなっており、組員の離脱が進んでいる」とみている。