リオン、すまない。
俺がおまえを奈落の底に陥れた張本人だ。
許してくれ。

俺が49歳で出所したとき
まだおまえが生きていたら
ふたりでまた人違いのバットを振るい遊ぼう

そう、あのころのように

それでは聴いてください

『前略、塀の中から』