情報の開示順ってけっこう大事なんだよな
部屋を探索する→荒らされている→血の跡がある→倒れた足が見える→Aは殺されていた
って順番に書くと雰囲気はじわじわ作れるけど
部屋を探索する→Aは殺されていた
って結論を先に持ってくると、残りの情報は補足なので読者が理解しやすい&読者の頭の中に残りやすい
(例が極端でアレだけど)
結論が先の方がわかりやすいんだけど、多用すると展開がわかっちゃって面白くない
「先が気になる」ってのが読ませるコツなので、この辺のバランスが大事だと思う

よくあるテクニックとしては、起承転結の転を冒頭に持ってきて起から書き始める
何が起こって転の場面まで行くんだろうって興味を引かせたら読んでもらえる
ただし状況が把握できないほどチラ見せすぎたり、「あんなことが起こるなんて思っていなかったんだ」とかポエム調だったりすると
読者は忘れる
出会いや生い立ちはよほどインパクトあるエピソードでないと先に書いても読者は忘れる
関連するエピソードが出てきたときに挿入するといい
基本的に読者は忘れる
二次は一概には言えないだろうけど
参考にするならアガサ・クリスティーの短編がおすすめ、必要のない情報がないし情報の使い方がめちゃくちゃ上手い
(ゴシックホラーじゃなくてミステリの方)