同性に失恋した
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
1は中学生のとき同性の女子のことが好きだった
名前を仮にAちゃんとするけど、何年かたってやっと気持ちが整理できたような気がするのでここに書き込んでみる >>3 ガキンチョだったのでそこまで発展しなかったお……;;
1はもともと女オタクで、しかもそこそこ斜に構えた性格だから小学校のときから友達が少なかった。というかいないに等しかった
好きなジャンルは乙ゲーとかその辺。普通にイケメンキャラが好き
アイドルとかにはとんと興味がなくて、二次元サイコー!っていう感じ。中学入ってすぐあった遠足みたいなので知り合ったのがAちゃんだった
クラスは違ったんだけど、班で一緒だった
当時の1はコミュ力はそれなりにあったので普通に話しかけた
1「今日晴れてよかったね!名前なんていうの?何組?」
A「1組のAだよ!いい天気だねー!」
Aちゃんは背が高い。中一の時点で165mは超していた
ほっぺが赤くて人当たりのよさそうな雰囲気で、猫を被った1とはすぐ仲良くなれた しばらく当たり障りのない会話をした
が、1はイキリオタクだったので、すぐに「私オタクでさー、アニメとかゲームとか好きなんだよねー」とのたまう
思い出しても恥ずかしい記憶だが、Aちゃんも「ほんとー?私も好きなんだよね。ちなみにどういうの?」と乗ってくれた
まだ言っても大丈夫そうな女性向けアプリゲームの名前を出すと、Aちゃんは食いついた
後からわかった話だがAちゃんは声オタで、しかも1と趣味がかなり近かった
完全に意気投合して、中学でやりたいことも特になかった1はAちゃんの希望する部活に一緒に入部した
クラスが違えば当然HRなどが終わる時間も多少の差があり、Aちゃんのクラスは特に遅かった
私は自分のHRが終わっても1組の前で待っていて、Aちゃんと一緒に下校していた
Aちゃん繋がりで他にもオタク友達ができて、漫画を貸し借りしたり絵を描いたりしてた。あの時が本当に楽しかったと思う 1はもうAちゃんにぞっこんだった。共通点はなにかと多いのに、Aちゃんは家庭的なお母さんタイプで1は頑固者なお父さんタイプ。1の至らないところまで気をまわしてくれる、しっかり者のAちゃんに頼ってばかりだった
でも一方的だったわけじゃない。Aちゃんのクラスはよく問題が起こっていた。男子と女子の仲が悪くトラブルも多かったようで、Aちゃんは特に男子と衝突することも多かった
責任感が強くて、なかなかクラスがうまくまとまらないことに頭を抱えていたようだった。別に学級委員でもなんでもないのにね。こういう性格は似ていたから、お互い理解しあえたんだと思う
そういうときにAちゃんを庇ったり、かわりに怒るのは1の役目。
寄り道禁止だったけど、気分転換にこっそり放課後アニメショップや本屋にも行っていた
部活でもニコイチの立ち位置で、先輩からも「1とAはいつも仲良しだよね」と言われていたし、
冗談半分で、「Aちゃんのお嫁さんになる〜」「え〜大変、新居探さなきゃ〜!」なんていう恋人のようなやり取りもしていた
そんな感じでダラダラして、一年が過ぎた 2年になってクラス替えがあった
私は1組。Aちゃん含め、オタク友達は一人残らず3組。1組は去年に引き続きトラブルメーカーが多いクラスで、1は孤独な戦いを強いられた
正直静かで友達も多い3組が羨ましかった。が、昼休みはAちゃんの机で一緒にお弁当を食べていたし、部活の時間は隣にいられた。友情は変わっていないと思った
もちろん不満なこともある。1がAちゃんに示すほど、彼女は1に愛情表現をしてくれなかったことだ
1年生のときは、1がAちゃんのHRを待って部活に行っていた。イベントの準備や話し合いがあって、最終下校までHRが続くこともしばしばあった。それでも1はさながら忠犬ハチ公のごとく、駅までのたった10分間のためにAちゃんの帰りを待ち伏せていた。ストーカーじみていたと思う
対してAちゃんはそのあたりはクールで、何分か遅れれば他の友達たちと帰ってしまうことも多かった。私はものの見事にやきもちをやいて、LINEを送りまくったり、HRをなるべく短くしてくれと担任にかけあって、二人の時間をつくろうとしていた Aちゃんは1だけと仲がいいわけじゃないと知っていた。あんなにいい子が1と親友でいてくれる方がむしろ不思議だった
クラスが違えば話題も少なく、他の友達といるときのAちゃんの方が楽しそうに見えた。ちなみにこのころ学年でツイッターユーザーが増え、1の知らない間にオタク友達はみんなツイッターで談笑していたようだ。許しがたい
1は前述したとおりひねくれ者なので、そういうブームに乗るのは嫌いだった。クラスlineも入らないタイプ。途中まで知らなかったというのももちろんあるけど
見てる人いないかもだけどいったん飯落ち ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています