漫画を読んでいた。
筋肉ムキムキなのに、顔は常に困り顔の主人公。
見るからに内気、気弱、池沼スレスレ、優柔不断な顔、その所為かいい年だろうに牛丼屋で「僕、アルバイトォ」
夜勤の一人勤務を行うヘボ主人公の元に二人組の強盗が現れ、主人公に金を出せと迫る。
主人公はたっぷりと逡巡の末、店長の「強盗が来たら、言う通りにしなさい」という言葉をようやく思い出し、レジを開ける。
その瞬間、業を煮やしたナイフを持った強盗犯が一名レジの前に颯爽と乗り込んでくる。
次の瞬間、ヘボ主人公が取った何らかのアクションにより、偶発的にカウンター気味にナイフ持ち強盗犯をKOしてしまう。
主人公を見くびっていた強盗犯の仲間はKOされた仲間を引きずるように退店しようとする。
そこに主人公がマヌケなことを言う。
「お客様、忘れ物です」主人公の手には強盗犯が持っていたナイフ。
次の瞬間、何かの拍子にすっ転ぶマヌケな主人公とその所為で吹っ飛んでいった強盗犯のナイフ。
強盗犯のナイフは相方を抱えた強盗犯の脹脛にグサリ。
何かを叫びながら逃走する強盗犯たち。
一人店に残されたアホ主人公は、店内に飛び散った血を掃除しないと店が開けられない、しかし、警察を呼ぶなら清掃はしない方がいいんだろうか?
店長に聞けば、いや、こんな深夜に電話をかけるのは非常識なのではないだろうかと。
グダグダ悩む主人公の漫画を見た夢。