ディーナ姫の扱いを大幅に悪化させたような方向性の悲惨なヒロインとして、
PCエンジン版「風の伝説ザナドゥ」1～2の聖女ソフィアを改めて思い出した。

ソフィアは1作目では露出度の高いミニスカート姿が魅力で上品さも併せ持つ。
だが1作目のエピローグではアリオスを含む男女6人＋1匹の目前で聖剣から分離し、
そのまま全裸をいきなり晒すというイジメ同然の目に遭った。
(表面上は堂々たるハッピーエンドだが)

2作目では一見アリオスと両想いだが実質的な出番は序盤だけ。
最後は女神イシュタルの加護を失った。
更にアリオスから事実上フラれたらしく、若いのに聖地で寂しい余生を過ごした可能性が極めて高い。
(聖剣の管理者としての宿命から開放され新たな未来を手にしたと言えば聞こえは良いが)
あれならアリオスの実兄ジード(前作でアリオスに敗れて死亡)に寝取られるほうが少々マシだったかも？

風の伝説ザナドゥ(DRAGONSLAYER Ⅷ)
・主人公…アリオス・アレクトル(本名 アネモス・アイネアデス/千年前の勇者でアステル王朝を築いたアイネアスの子孫)
・正ヒロイン…聖女ソフィア(生まれつき魔法を使える/聖剣ドラゴンスレイヤーの魂とも呼べる宝石に変身可)
・準ヒロイン…ピュラー(大賢者エナスの弟子/修行により魔法を使える)

風の伝説ザナドゥⅡ(THE LAST OF DRAGONSLAYER)
※前作から3年後のイシュタリア(王都イシュタリア＆聖地パルティア)と、その南西にあるアシュナール大陸が舞台
・主人公…前作と同じ
・正ヒロイン…ピュラー(結局なし崩し的にアリオスとくっついた可能性が極めて高い)
・準ヒロイン…メルティナ(アシュナール大陸に住む町娘/最後は前作から引き続き活躍した盗賊リュコスと結婚～出産した)