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000001☆TRON2chニュース+板ログ転載スレ@N速N+東+等+群
0001Be名無しさん垢版2007/08/23(木) 20:14:49
TRON主題のニュースが立ったら、こちらに>>1-の記事全文と要所レスを移植してください。


[ニュース速報+]【教育】TRON教材開発へ
http://mimizun.com/2chlog/newsplus/news5.2ch.net/newsplus/oyster/1064/1064276615.html

1 名前: ◆Pi.Chimee. @kannaφ ★ :03/09/23 09:23 ID:???
高知新聞 (http://www.kochinews.co.jp/)
 「どこでもコンピューター」と呼ばれるユビキタス社会で活用が期待される国産の基本ソフト(OS)、
TRON(トロン)。ところが、TRONについて学べる態勢が未整備なことから、高知コンピュータ専門
学校(高知市本宮町、氏原憲二理事長)を中心に全国の専門学校6校が連携、全国初のトロン教
育用の教材づくりに乗り出した。本年度末までに教育プログラムやトロンが動作するコンピューター
基板を開発する。

 トロンは1984年に現東京大大学院教授の坂村健氏が開発し、設計や仕様を無償で公開。
搭載の自由を認めたことから、家電や携帯電話、自動車のシステムに組み込まれるなど、世界
で使用実績ナンバーワンのOS。現在、ユビキタス環境に特化したシステム開発が進められている。

 教材づくりは文部科学省の委託(事業費1890万円)で、同校とともに呼び掛け役となったコン
ピュータ日本学院(大阪市)と、東北電子専門学校(仙台市)、大阪工業技術専門学校(大阪市)、
名古屋工学院専門学校(名古屋市)、静岡産業技術専門学校(静岡市)が参加。

 各校とコンピューター関連企業、宮城県、近畿経済産業局などで19人の実施委員会を組織。
今夏から教育プログラムや教科書、基板を開発する「開発グループ」と、トロンの実態調査、認定
制度の検討などを行う「調査・研修グループ」に分かれて作業を進めている。

 実施委員長を務める氏原理事長は「トロンは今後あらゆる所で使われ、人材も必要なのに適当
な教材がない。地方でもこうした先端技術に取り組むことで、専門学校の地位向上にもつなげたい
」と強調する。
http://www.kochinews.co.jp/0309/030923headline10.htm#shimen10
0085Be名無しさん垢版2009/02/19(木) 14:38:46
国内の主要組み込みツール・ベンダ数社が組み込みLinuxのベンダ,イーエルティを設立
http://www.kumikomi.net/article/report/2001/06elt/01.html

組み込みネット編集部


 国内の主要な組み込みツール・ベンダである,ガイオ・テクノロジー(コンパイラやデバッガ),ワイ・ディ・シー(ICE),エルミック・システム
(ミドルウェアなど),ガイア・システム・ソリューション(シミュレータなど)が,組み込みLinuxの開発環境ベンダとして,株式会社
イーエルティ(ELT:Embedded Linux Technology)を設立した.イーエルティは,組み込みLinuxのアプリケーション・ソフトウェアが
すぐに開発できる環境の提供を目指している.GNUベースの開発環境だけでなく,上述のツール・ベンダが提供しているコンパイラ,
デバッガ,ICEなどを組み込みLinux開発用として統合していく.今回は,イーエルティの代表取締役社長に就任した坂本秀人氏に,
会社設立の経緯,組み込みLinux企業としての今後の取り組みを聞いた.


イーエルティ代表取締役社長の坂本秀人氏
0086Be名無しさん垢版2009/02/19(木) 14:39:33
−− ELTの会社設立の経緯を教えてください

 ITRONに対する反省があります.ご存知のとおり,ITRONはOSの仕様を公開しています.しかし,性能を重視しているためか,
実装はベンダごとにバラバラの状況です.当然,採用したITRON準拠OSに特化した開発ツールが必要になります.このため,
一つのベンダで対応できる開発ツールは存在しません.

 また,外資系ソフトウェア開発ツール・ベンダとの付き合い方の難しさの問題もあります.欧米のソフトウェア・ベンダは
合併や買収などが多く,ユーザが採用を決めて投資しても,むだになることがあります.

 Linuxの場合,シングル・ソースです.実装で,大きなバラツキが出ることはありません.また,コミュニティが支えているので,
必要な技術情報は,随時,入手することができます.ミドルウェアが充実しているのも魅力です.しかし,ネイティブで動作するツールが
少ないという課題があります.

 現時点では,バイナリの動作までテストして確認を行っている米国MontaVista社のHard Hat Linuxが一番だと考えています.
組み込みLinuxのカーネルとしてHard Hat Linuxを標準採用しました.ただし,MontaVista社はPure Linux
(カーネルに手を加えていない,オリジナルのLinuxという意味)を提唱しているため,GNU以外の開発ツールを提供することが難しい
という問題があります.そこで,組み込みLinuxのポータル・サイト役になることを目指して,組み込みLinux向けの非GNU開発環境を
提供する会社を設立することにしました.


−− なぜ4社で,会社を設立したのですか?

 1社だけで設立すると,「イーエルティは組み込みLinuxのポータル・サイト」と見てもらいにくくなります.このため国内の
主要ツール・ベンダを中心に据えました.「組み込みLinuxを担いでいこう」というのが参加企業の考えです.

 それぞれの会社が持っているツールのコア・テクノロジをLinuxに特化することで,ITRONでLinuxのファンクションを使ったり,
ITRONのIP(ミドルウェアなど)をLinuxで利用することも可能になります.
0087Be名無しさん垢版2009/02/19(木) 14:40:20
−− 競合として考えているのは?

 一番の競合は,半導体メーカが提供するソフトウェア開発ツールですね.


−− システム・インテグレータ(SI)とは競合しないのですか?

 SIとは競合しないと思います.イーエルティは,ツール,ターゲット,プロトタイプ,カーネル,ミドルウェアのコンサルタント,インプリメント,
テストを扱います.


−− Hard Hat Linuxを標準カーネルに採用していますが,今後の予定は?

 ITRONについては,「LinuxとITRONのハイブリッドOS」のサポートを考えています.ブラウザ,Javaなどを組み合わせる製品を提供する予定です.

 イーエルティは,Linuxを組み込みに応用することを目的としています.現時点では,オープン・ソースであること,バイナリの動作まで
テストで確認していることなどから,Hard Hat Linuxが一番だと考えています.もっと良い,組み込み向けのLinuxが登場すれば対応していきます.

 Hard Hat Linuxだけを取り上げるのではなく,組み込み分野におけるLinuxの市場を広げていきたいのです.このためコミュニティ活動
を充実させます.Emblix(日本組み込みLinux協会)を通して,公開できるものは広める考えでいます.

 これは極論ですが,将来,イーエルティやMontaVista社が統廃合の波に飲み込まれることも考えられます.しかし,オープン・ソース
としてまとめてあれば,サポートを続けることが可能になります.このためには,Emblixが主導でテスト,品質管理などを進める必要があると考えています.
0088Be名無しさん垢版2009/02/19(木) 14:41:11
−− 対応するターゲットCPUは?

 PowerPC,MIPS,ARM,SH,XScaleをターゲットCPUと考えています.意外かもしれませんが,x86への対応は考えていません.x86を採用するシステムは,OSにWindowsCEを採用する向きが増えています.また,ツールに関してWindowsネイティブの環境が
整備されているからです.


−− Hard Hat LinuxのターゲットCPUとラインナップが異なりますが?

 MontaVista社との同調が取れていないのは事実です.しかし,移植が必要な場合は,日本支社のモンタビスタソフトウェアジャパン
を窓口として依頼をもらえば対応していきます.


−− 最初のツールとして,提供する予定の製品を教えてください

 2001年7月からの本格参入を予定していましたが,実際には,最初の製品の出荷は2001年9月になりそうです.まず,
ガイオ・テクノロジーのクロス開発環境とワイ・ディ・シーのICEを,Hard Hat Linuxに対応させて発売します.イーエルティが,
OSとのインターフェースの情報を両社に提供します.また,開発された製品はイーエルティが検証し,パッケージとして出荷します.
これらの製品は,2001年6月27日〜29日に東京ビッグサイトで開催されるESEC(組み込みシステム開発技術展)で発表する予定です.



イーエルティのホームぺージ
http://www.emblit.co.jp/
0089Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 13:45:36
ユニバーサル社会(上)いつでもどこでも 必要な情報獲得 : 最前線 : 共生 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/saizensen/20090224-OYT8T00548.htm?from=os2

年齢、障害の有無問わず
 年齢や障害の有無、話す言葉にかかわらず、誰もが生き生きと暮らせる社会の実現に向け、ユビキタス技術が注目されている。
場所や時間を問わず、必要な情報を提供しようというもので、産学官民共同で実証実験が2004年度から行われ、
既に実用化された技術もある。その一つ、東京都台東区の上野動物園を訪ねた。(安田武晴)

イリエワニの秘密


携帯端末によるガイドシステムを使い、園内を見物する安田記者(東京・台東区の上野動物園で)=杉本昌大撮影
 「ゾウは水浴びが大好きです。新しいゾウ舎にはプールもあり、暑い日に水浴びするゾウの様子が見られます……」

 ゾウ舎の前に携帯端末を近づけると、「ピン!」という音とともに画面に情報が表示された。案内に従って操作すると、
ゾウが水浴びをする動画が表れ、スピーカーから解説が流れ出す。寒い日だったので、ゾウは水浴びしていなかったが、
映像で見ることができ、得した気分だ。

 イリエワニの飼育舎前では、「イリエワニは口を開けているときがありますが、何をしているのでしょう?」という三択クイズが
携帯端末に出題される。答えは、「体温を調節するため」。汗腺がないワニは、口を開けて口内の水分を蒸発させることで
体温を調節する――という解説も聞ける。

 同園では06年10月から、ユビキタス技術を使った情報提供サービスを行っている。飼育している約500種類の動物のうち、
約100種類の飼育舎の前に、情報提供のためのICタグを設置。携帯端末は、園内の案内所で無料で借りられる。
情報は、音声や画像、文字のほか、英語でも提供される。
0090Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 13:46:24
 動物解説員などによるガイドサービスもあるが、いつでもやっているわけではない。小学4年の長男(9)と来園した
都内の会社員男性(42)は、「子どもでも簡単に詳しい情報や知識が得られるので便利。
親も、子どもからいちいち質問されなくてすむので、のんびりできる」と話す。繰り返し利用する来園者も多く、
クイズの答えを全部覚えてしまう子どももいるという。

外国人にも人気

 ユビキタス技術による情報提供は、東京都港区の東京ミッドタウンでも行われている。敷地内に展示されている彫刻や
オブジェなど計20点について、作品の詳細や制作者のインタビューなどの情報が得られる。英語、フランス語、中国語、
韓国語にも対応しており、外国人観光客にも人気があるという。

 ミッドタウンでは、作品の近くに、赤外線マーカーや電波マーカーを設置している。ICタグのように、端末を近づける必要はなく、
赤外線や電波が届く範囲に入ると、自動的に情報を受信してくれる。

 ICタグや赤外線、電波マーカーには、様々な場所やモノに付ける番号「ユビキタスコード」が組み込まれている。
携帯端末はこのコードを認識し、無線によるインターネット経由で、対応する情報を瞬時に得る。情報は、
ブログを作成する程度の技術があれば簡単に更新でき、多言語化や動画の使用も自由にできる。


未来を支える基盤
 ユビキタス技術の仕組みが広がれば、いつでも、どこでも、誰でも、必要な情報を入手できるようになる。
初めて行く場所でも戸惑わずにすむほか、災害時の避難情報などにも応用できる。

 民間研究機関「YRPユビキタス・ネットワーキング研究所」の所長、坂村健・東大教授は、
「急激な少子高齢化は、高齢者や障害者の移動など物理的な面でも大きな問題だ。
社会全体を自動化、効率化するユビキタスは、日本の未来を支える社会基盤になり得る」と強調している。

ユビキタス技術
 コンピューターなどを使い、誰もが時間、場所にかかわらず情報を得られるようにする技術。誰もが暮らしやすい「ユニバーサル社会」の実現に欠かせない。ユビキタスとは「至るところにある」という意味。
0091Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 13:50:44
ユニバーサル社会(下)専用白杖と通信 障害者を道案内 : 最前線 : 共生 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/saizensen/20090225-OYT8T00577.htm

街歩き楽にする携帯端末実験
 時間、場所を問わず利用できるユビキタス技術を使い、年齢や言語、障害の有無などにかかわらず
誰もが自由に移動できる環境を整える「自律移動支援プロジェクト」が、各地で進められている。
東京・銀座で行われている実験を取材し、実際に体験してみた。(安田武晴、写真も)

スムーズに地上へ


東京・銀座で行われた自律移動支援の実験。モニターとして参加した男性(左)は、スタッフの説明を受けながら携帯端末を操作していた
 地下鉄・銀座駅近くの地下通路。携帯端末を操作し、一覧から有名な老舗「東京鳩居堂」を選択する。
すると画面に現在位置が写真で表示され、「宝くじ売り場の奥を左に曲がり、A3出口の方向へ進んで下さい」と、音声と文字で案内が出た。

 その後も、10〜20メートルほど進むごとに案内が出て、スムーズに地上へ出た。わざと迷ってみたが、「ルートを外れています」という注意とともに、正しく案内してくれた。

 店の前に着くとほぼ同時に、店の入り口の写真が画面に現れ、「お香や書画用品、和紙小物を扱う老舗専門店です……」
と音声が流れる。入り口のガラス戸に受信機を近づけると、商品の写真や値段などの情報が表示された。

 急にトイレに行きたくなった。そこで、端末を操作すると、最寄りのトイレへと誘導してくれた。
0092Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 13:51:28
全国で12か所

実験に参加する視覚障害者の男性(中央)。「携帯端末は、画面に指で触れて操作するので、視覚障害者には使えない」と
改善を求めた 自律移動支援プロジェクトは、国土交通省、自治体に産学も協力し、2004年度に始まった。
銀座や神戸市、青森市など全国12か所で実証実験が行われ、技術、費用、官民の役割分担などについて検証を重ねている。

 買い物客や観光客から障害者や足腰の弱った高齢者、ベビーカーを押す家族連れ、外国人まで、
あらゆる人が楽しく自由に移動できるようシステムを設計した。銀座の実験で使われている携帯端末は、英語や中国語など
外国語はもちろん、車いす利用者、高齢者、聴覚障害者など、それぞれの専用モードも用意されている。

 車いすが通れる道幅や、越えられる段差を指定すれば、バリア(障壁)を避けて目的地へ案内してくれる。
公衆トイレは、道案内の前に、入り口の幅や中の広さ、設備などの情報を動画付きで得られる。

 携帯端末に情報が届くのは、地下では天井など、地上では街路灯、店舗の入り口などに、赤外線マーカー、電波マーカー、ICタグ
などが設置されているからだ。銀座では計約1000か所に2000個が設置されている。

 携帯端末と専用の白杖(はくじょう)を連動させることで、視覚障害者の移動も支援できる。地面に埋め込んだICチップを
白杖で読み取る方法で、同様に道案内を行う。階段の段数なども知ることができる。
0093Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 13:52:24
一人で気楽に
 銀座の実験は、東京都や国土交通省、民間研究機関が連携して、06年度から毎年度行われている。今年度は、
百貨店や飲食店、トイレなど計約3000か所への案内情報に加え、東京鳩居堂など34店から、
お薦め商品の情報を提供してもらった。銀座の歴史情報も用意した。

 実験に参加した東京都練馬区の視覚障害者、本田武さん(39)は、
「この技術が完成すれば、行ったことのない場所でも、一人で気楽に行くことができそうだ」と語っていた。
一方、都内の団体職員本山雄一郎さん(44)は、
「とても便利だが、情報を更新していくのは大変で、費用対効果が気になるところ」と話していた。

 将来は、携帯電話での利用も視野に入れており、技術的には既に実現可能な水準にあるという。

 白杖を使う場合に情報提供の速度が遅いなど、未解決の問題はある。本格導入までには、まだ時間がかかりそうだが、
東京鳩居堂の高橋雄貴・総務部副長は、
「情報発信の機会が増えるのは、店舗にとってありがたいことだ。銀座全体の活性化にもつながるはず」と期待を寄せている。

(2009年2月25日 読売新聞)
0094Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 13:54:48
東京見聞録:東京ユビキタス計画 銀座・新宿の公開実験参加 /東京 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090226ddlk13040278000c.html

東京見聞録:東京ユビキタス計画 銀座・新宿の公開実験参加 /東京
 ユビキタス−−。聞いたことはあるけれど、詳しい内容は分からない。ラテン語で「どこにでも存在する」を意味するという言葉だ。
いつでもどこでも誰でも最先端の技術を使えると読み替え、街の魅力を高めて暮らしやすくする計画が東京で進められている。
都と国土交通省が05年度から「東京ユビキタス計画」と名付けて力を注ぐ取り組み。銀座と新宿で行われている一般公開実験に参加してみた。【木村健二】

 ◇「銀ブラ」で新発見も
 実験をスタートしたのは地下鉄銀座駅(中央区)のイベント広場で、必要な機器の貸し出しを受けた。専用の情報端末
「ユビキタス・コミュニケータ」(UC)に、街頭に埋め込まれた小さなコンピューターから情報を読み取る「マルチレシーバ」。UCは
タッチパネル方式の画面(縦8・7センチ、横5・2センチ)になっており、音声を聴き取るためにイヤホンをつなげる。マルチレシーバを首からかけて準備完了だ。

 銀座の実験対象は中央通りと晴海通りを十字で結んだエリアで、街路灯や花壇など約1000カ所に小型コンピューターが設置されている。
小型コンピューターは用途に応じ、
▽シールタグ
▽赤外線マーカ
▽無線マーカ−
−の3種類がある。これらに近付いたり、マルチレシーバをかざしたりすれば、UCにさまざまな情報が表示され、一味違った「銀ブラ」を楽しめる。

 「神ならぬ猫があなたの願いをかなえてくれます。その名も『コイコリン』」。銀座4丁目のシンボル建築の一つである
三愛ドリームセンター前。UCで「銀座探訪」というメニューをタッチすると、女性の声がコイコリンを紹介した。1階の喫茶店の両わきに
目をこらして見ると、石像の猫が1匹ずつあった。なでると恋愛関係の願いがかなうという。銀座には何度も訪れたが、
コイコリンの存在は知らなかった。自分にとっては新しい発見だった。
0095Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 13:55:54
 銀座から地下鉄丸ノ内線を使って西新宿の都庁へ誘導する道案内も試してみた。ポイントを通過するごとにUCが反応して
案内の音声が切り替わり、街並みの画像と進路方向の矢印が表示される。都内の地下道は複雑に感じるが、案内されるままに都庁にたどり着くことができた。

 実験の指揮をとっているのは、国産の基本ソフト(OS)「トロン」の提唱者として知られる坂村健・東京大教授。今月9日に
都庁で開かれた実験のオープニングセレモニーでは、
「この機械がこの場所に来たことが分かるように、コンピューターを都市の中に埋め込まなければならない。
国とか都が道路を造るのと同じように、情報の道路を造るように計画を進めていただかないとインフラの整備が進まない」と協力を呼びかけた。

 既に上野動物園(台東区)などでは、一足先にUCを使った動物情報サービスが提供されている。限られた場所だけではなく、
多くの地域でユビキタス環境が整えば、現在とまったく異次元の世界が開かれるのかもしれない。

==============

 ■メモ

 ◇1日80人の事前予約制
 東京ユビキタス計画の一般公開実験は、2月10日〜3月6日の25日間。ユビキタス・コミュニケータの貸し出しと返却は、
地下鉄銀座駅のイベント広場と都庁第1本庁舎1階。募集定員は1日当たり80人。応募は事前予約制で、ホームページ
http://www.tokyo‐ubinavi.jp/jp/ginza.html)。
0096Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 14:02:38
マルチコアの面倒はOSが見る(1/2) ― EE Times Japan http://eetimes.jp/article/22824/

組み込み機器の開発プラットフォームである「T-Engine」と、それに向けたリアルタイムOSである「T-Kernel」。
組み込み機器向けのプロセッサもマルチコア化が進み、T-Kernelも対応した。それが「MP T-Kernel」である。
T-EngineやT-Kernelの標準化を行うT-Engineフォーラムの発起人であり代表を務める坂村健氏に、
マルチコア化に向けた組み込みシステムの動向について聞いた。(聞き手=渡邊淳一)

EE Times Japan(EETJ) 組み込み機器にマルチコア・プロセッサを採用する利点は何か。
坂村氏 今までのマイクロプロセッサは、半導体の微細化技術で、消費電力の上昇を現実的なところに抑えながら性能を高めてきた。
その技術が、壁に当たってしまった。今以上の性能向上にはマイクロプロセッサの動作周波数を上げるしかないが、
そうすると単純に言えば、周波数向上に対して3乗の割合で消費電力が爆発的に高まる。

 発熱の問題は、組み込み機器では特に深刻だ。携帯機器には大げさな排熱装置を付けられない。
車載情報機器では動作環境の温度が高く、自己発熱量が高ければ熱で機器が動作不良を起こしてしまう。
しかし、カー・ナビゲーション機器もデジタル・カメラもますます高機能化しており、マイクロプロセッサの性能向上が強く求められている。

 そこで注目されているのが、マルチコア・プロセッサだ。微細化技術によって増えたトランジスタ数で高機能化するのではなく、
複数のプロセッサを1つのチップの中に作る。周波数を80%に低くすれば消費電力は半分になる。
プロセッサをデュアルコア化すれば、プロセッサ1つのときと同じ消費電力で、処理性能を1.6倍に高められる。

EETJ マルチコア・プロセッサを採用する際の課題は何か。
坂村氏 リソースをコア間でどのように共有するかなど、ソフトウエアを大きく書き変えないといけなくなる。
組み込みソフトウエアの規模は非常に大きくなっている。既存のソフトウエア資産やミドルウエアなどがすべて書き直しになるのは問題だ。

 このような問題をできる限り解決した、シングルコア・プロセッサ用と互換性の高い組み込みOSが求められている。
0097Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 14:08:07
EETJ マルチコア・プロセッサの性能を生かすには、アプリケーション・ソフトウエアをどのように作り込んでいく必要があるか。
坂村氏 マルチコア・プロセッサは、ソフトウエア面から見ると、マルチプロセッサと同じである。マルチプロセッサは、30年以上前の
大型機のときからあるアーキテクチャだ。アーキテクチャ上は、大型機に採用されてきたことを組み込み機器などの小型機に
反映しているだけである。そのため大型機に由来する情報処理系のOSでは、マルチプロセッサであることを意識せずにソフトウエアを
開発できる。しかし、それらの情報処理系OSのスケジューリングは一般にラウンド・ロビン方式で、リアルタイムOSに必要な
プライオリティ方式ではない。組み込み機器に高性能なプロセッサを採用すれば、情報処理系OSでも
疑似的にリアルタイム性を出すことはできる。しかし、そのためにオーバーヘッドが出るなら、マルチコア・プロセッサで消費電力を抑える
理由が分からなくなる。組み込み機器でマルチコア・プロセッサの性能を生かすには、マルチコアに対応したリアルタイムOSが必要となる。

 さらに、マルチコア・プロセッサを使った組み込み機器では、大きく分けて次の2つの構成が考えられる。
各コアを個別のOSが管理するAMP(Asymmetric Multiple Processor)構成と、
複数のコアをまとめて1つのOSが管理するSMP(Symmetric Multiple Processor)構成だ。
情報処理系OSで扱うマルチプロセッサはSMPのみだが、「MP T-Kernel」はどちらの構成にも対応する。
AMP構成は各コアの役割分担が固定的なときに有効で、汎用性を前提とする情報処理系OSでは一般に対応していない。
SMP構成は情報処理系OSも対応しているが、プライオリティ・スケジューリングしながらプロセス実行を動的に複数のプロセッサ・コアに
振り分ける機構は持っていない。MP T-Kernelを使えば、アプリケーション・ソフトウエアが実行時のコア数に合わせて
最大限のパフォーマンスを引き出すように、タスクを分配する。
0098Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 14:08:53
 T-Kernel上で動作するソフトウエアは、タスクに分割されている。もともとタスクに分割されているのだから、
それをSMP構成で稼働させれば、各タスクが異なるプロセッサ・コア上で同時に実行できるようになる。シングルプロセッサでは、
複数のタスクを疑似的に同時に動かしていたものを、本当に同時に動かせるようになるわけだ。

EETJ ソフトウエア開発者は、機器のプロセッサ構成がシングルプロセッサなのかマルチプロセッサなのかを意識して区別せずにソフトウエアを開発していけるということか。
坂村氏 それが理想だ。「T-Kernel Standard Extension」を使ってソフトウエアを開発していれば、特別なコードを記述することなく、
マルチコア・プロセッサの性能を生かせるようにしたい。組み込みソフトウエア開発者に、チップが備える
コアの数を意識してソフトウエアを開発させるようなことはしたくない。

 なお、T-Kernel Standard ExtensionはT-EngineフォーラムがT-Kernel向けに用意している大規模で高度な組み込みソフトウエア向けの拡張OS機能群だ。
メモリー管理やプロセス管理、ファイル管理やイベント管理、デバイス管理などの機能を含んでいる。

EETJ これからの組み込みソフトウエア開発はどのような方向へ進むと考えているか。
坂村氏 複数の異なるOSの連携が重要になるだろう。例えば携帯電話機には、マルチコアではないが、
すでに複数のプロセッサが使われている。無線通信を司るベースバンド・プロセッサや、グラフィックス・プロセッサ、アプリケーション・プロセッサなどだ。
AMP構成の極端なケースといってもいい。ここまで非対称だと、それらすべてに同じOSを載せることはしない。例えば
電子メールやウェブ・ブラウザなどを動かすアプリケーション・プロセッサの部分はパソコン化してきているので、
WindowsやLinuxなどの情報処理系OSの採用が進んでいる。しかしだからといって、特にリアルタイム性が求められる
ベースバンド・プロセッサのOSにLinuxを使おうと考える人はいないだろう。実際にITRONが多く使われている。
0099Be名無しさん垢版2009/02/26(木) 14:10:04
 このように高度な組み込み機器では、1つの機器の中で、モジュールごとに複数の異種OSが稼働するのが普通になるだろう。
OSによって向いている処理と向かない処理があるからだ。そのため、異種OSの接続性が大切になる。T-Engineフォーラムでは、
さまざまなOSとT-Kernelとの接続性を高める取り組みを進めている。


【EE Times Japan 2009年2月号「The Interview」、p.86〜88掲載記事】

(渡邊淳一:EE Times Japan)
0100Be名無しさん垢版2009/03/18(水) 09:50:49
【正論】東京大学教授・坂村健 「住基」超える「国民」カードで - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/090318/wlf0903180328000-n1.htm

 ≪生き残りへのコスト削減≫

 「業務の効率化」という言葉には、非人間的で抵抗があるという向きもあるかもしれない。
しかし、極端な少子高齢化の進む日本では早晩、非効率な社会プロセスに人手を割いていられる余裕はなくなる。
すべての社会プロセスにおいて、今まで以上の効率化を達成すること
−それはいまや単なる努力目標でなく、日本が生き残るために避けて通れない段階にきている。



 メーカーにとって利益を生む研究開発や製造業務が「プロフィット(収益)センター」であり、
総務や管理など絶対必要ではあっても直接利益を生まない間接業務は「コストセンター」と呼ばれる。
実は企業での情報化に欠かせないのがこの視点である。

 情報化の目的も結局のところ端的にいってコストセンターからの人員削減なのだ。
その目標を見極めないと、大金をはたいて情報化しても何もメリットがない、ということになる。

 望ましいのは情報化によってコストセンターで余った人員をプロフィットセンターに回し、人切りはしないことだろうが、
とにかく情報化した分の人的な合理化ができないのでは、単に情報化しただけで終わってしまう。
0101Be名無しさん垢版2009/03/18(水) 09:51:36
 ≪国・地方を超えたシステム≫

 日本にとっての最大のコストセンターは国、地方自治体を合わせた巨大な行政機構である。
借金財政が高進する中で、その効率化は待ったなしだが、そこで思い浮かぶのは
「住民基本台帳番号(住基カード)」の制度である。

 社会保険庁の杜撰(ずさん)な情報管理は「非効率」というより、まず「非常識」のレベルで弁護の余地はない。
しかし、いまだに、年金や保険台帳の再構成作業が困難を極めているという話を聞く。
米国の社会保障番号のような国民を特定できる番号制度なしに年金を管理するというのが、
いかに大変かということは想像にかたくない。

 日本の住基カードの制度に反対した人たちの意図はいろいろだっただろう。だが、結局、住基カードについても
法律でがんじがらめに利用目的を制限したがために結局、メリットが少なく、利用者は増えていない。
その揚げ句、電子政府を目指すシステム構築にかけた予算も、毎年数百億といわれるメンテナンスコストも
「壮大な無駄」といわれるようになってしまった。

 しかし、スタート時の住基カード構想では、マルチアプリケーション(総合)ICカードとして、
運転免許証から保険証まで多様な機能を一枚のカードに持たせるという夢が語られていたはずだ。
たとえば、タバコ自販機用の成年証明カードなど、本来の構想通りの住基カードがあればそれを利用できた。
定額給付金だって、皆が住基カードを持っていれば事務は恐ろしく簡単、低コストになる。

 一番合理的なのは、住基カードに関する規制を見直し、米国の社会保障番号のような多様な利用を可能にすることだ。
そして住基カードを利用して効率的なワンストップサービスができるようにする。
それによって国も自治体も超えた行政システムを再構築する。それが理想だと思う。
0102Be名無しさん垢版2009/03/18(水) 09:53:00
 ≪「上からの目線」を排除し≫

 とはいっても、一度ケチがついて現行法律で縛られてしまった住基カードの多機能化を、いまさら復活するのは至難の業だろう。
プライバシー的な問題だけを言うなら、住基カードを計画したころより情報技術も進歩しインターネットも普及した。

 この機会に、それに対応した最新のネットワーク対応ICカードの採用を提案したい。

 「住民基本台帳カード」というのも、いかにも行政側の管理のにおいがする「上から目線」を思わせるので、
名称もこの機会に「国民サービスカード」と変える。

 プライバシーに最も気を使わないといけない「住民基本台帳番号」の露出は最小限とし、
通常はサービスごとの利用者番号を発行する。
その記録は各サービスのデータベースに分散し、
すべてのサービスの利用者番号と住民基本台帳番号を
一括記録しているのは各自のカードだけという構成にするのである。

 住民基本台帳のときに言われた問題では、住基ネットの脆弱(ぜいじゃく)性のほかに「名寄せ」の問題があった。
しかし、このような構成なら名寄せは非常に難しくなる。

 冒頭で述べたように、何より大事なことは「(国民サービスカードの導入で)何人の公務員、どの程度の行政予算を減らせるか」
というコスト削減の目標を国民に提示することだ。技術ができる限りのことをしても、プライバシーにもセキュリティーにも完全はない。
そのリスクを前提にしてもなお、日本が生き残るために、やらなければならない。
そういう覚悟を示す時期に今や来ているのではないだろうか。(さかむら けん)
0103Be名無しさん垢版2009/03/18(水) 10:48:34
新聞記事はそのうち消えるからという理由で全部転載してるのかな。
ウェブ魚拓とか使えば?
0104Be名無しさん垢版2009/08/11(火) 14:22:30

坂村健・東大教授が一言: 「ボクは悪くない。TRONは悪くない。世界の反応がおかしい」…
0105Be名無しさん垢版2011/09/06(火) 21:09:06.12
TRONニュースをもっと
0106Be名無しさん垢版2012/09/05(水) 23:22:39.77
モバイル用トロンは失敗?
0107Be名無しさん垢版2014/12/22(月) 19:15:37.49
ぬるぽ
0108Be名無しさん垢版2017/12/30(土) 23:31:15.52
誰でも簡単にネットで稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『半藤のブブイウイウレレ』 というサイトで見ることができます。

グーグル検索⇒『半藤のブブイウイウレレ』

H3383H5NM4
0109Be名無しさん垢版2018/09/07(金) 16:26:22.33
>>45
> 携帯電話では、衛星利用測位システム(GPS)機能を利用した現在地の地図や周辺の観光情報が取得できるほか、
現在地から西ノ京へ移動するバス停の場所や時刻表も検索できる。
また、奈良公園エリア内にいれば奈良の魅力を凝縮した番組放送も視聴できる。

iPhoneとAndroidにまるまるパクられましたな。
0114Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 05:09:42.80
≪全文≫
●TRONとは家電や自動車に組み込まれるOS

 最初に、私の簡単な自己紹介と、IoTというのは
どういうものなのかを説明したいと思います。
私は1984年から、TRONという組込みシステムと言われるコンピューターの研究を、
ずっと続けてきました。TRONとは、The Real‐time Operating system Nucleusの頭文字を取ったものです。

 組込みシステムとは、
いろいろな機械の中にコンピューターを入れてコントロールしたり、
データを取ったりするためのもので、特別なコンピューターのシステムです。
現在では、あらゆる機械、例えばテレビや冷蔵庫、トイレや空調機もそうなのですが、
そういうものの中にコンピューターが入っており、
それがいろいろな機械のコントロールをして制御をしているわけですが、
そういう機械の制御をするようなコンピューターシステムの研究を続けてきました。

 よく勘違いをしている人がいますが、
パソコンやスマートフォンの中に入っているコンピューターと、
その機械そのものを制御するためのコンピューターは、メカニズムが少し違います。
いろいろな産業用途に使うためには、
より応答速度が速く、リアルタイム性という側面に強いシステムに
しなければなりません。
また最近の機械は、ウエアラブルといって、持ち運びをします。
そうすると、低消費電力のものをつくらなければいけません。
例えば、家庭の中のように十分な電源が取れる場所以外でも使えるようにするためには、
電力をあまり食わないで動くような形態のシステムになっていなければいけません。
そういう意味で、TRONはそういうものに注目し、
機械の中に組込み、しかもリアルタイム性に非常に強いシステムの研究をしてきました。
0115Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 05:13:27.75
●知られざるグローバルスタンダード

 実は今、TRONのコンピューターは、
もう世界的にいろいろなところで使われています。
例えば、自動車のエンジン制御、それから電子楽器やプリンター、
デジタルカメラの中などかなりたくさんのもので、TRONは使われています。
また携帯電話についても勘違いをしている人がいますが、
携帯にはiOSとAndroidしかないわけではありません。
実は最近の携帯、あるいはスマホと言われているものの中には、
3つぐらいのコンピューターが入っています。

 電子メールを打ったりウェブを見たりするのは、
かつてはパソコンで昔からやっていた機能です。
そういう作業はiOSやAndroidでやりますが、
例えば電話局と常にリアルタイムに交信して通信路を確保するようなコンピューターは、
TRONを使っているものが多いということになっています。

 こういうわけで、TRONはこの分野では
かなり世界的にもメジャーなオペレーティングシステムになっています。
またTRONは、日本の宇宙開発にもかなり使われています。
「はやぶさ」という小惑星の探査機が、
10年近く宇宙を飛んで地球にまた帰ってきたので、
大変に話題を呼びましたが、
実はそのはやぶさをコントロールしているコンピューターも、
私がつくったTRONでコントロールされていました。
0116Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 05:13:40.07
 わが国では、かなりのパーセンテージでこのTRONが使われていますし、
全世界でも相当な数が使われています。
今、世界各国から、インターネットを通じて
TRONがダウンロードされているかを示した図がここに出ています。
これが示す通り、最近ではアフリカでも使われるようになっています。

 これはどうしてか。例えば携帯電話は、コモディティー化してきています。
そういうものは、どこの国でも非常に重要なものになっているため、
最後は自国で生産したいという考えも出てきます。
特に発展途上国では、先進諸国で使われているような携帯と
全く同じものをつくるのは、あまりにコストが高い。
そのため、例えば通話するだけでもいいとか、電子メールだけ使えればよくて、
マルチメディアの機能はなくてもいい、
それでもやはりモバイルの端末が使いたいという場合が出てきます。
そういうものを安くつくるために、TRONが必要になって、
インターネットからTRONのOSのソースコードを取っていくということがあるのです。

 このTRONは、
オープンアーキテクチャーという考え方に基づいてつくられているため、
ロイヤリティー(使用料)は全く取りません。
そのために、全世界に広がっているということも言えるのではないかと思います。
0118Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 05:15:44.85
●ビル・ゲイツと並んで表彰された坂村健氏

 世界中にある組込みの機械の製作に非常に貢献した、ということで、
一昨年(2015年)、私はITU150 Awardsを受賞しました。
ITUはInternational Telecommunication Unionという国連の機関で、
電気通信の標準化をする組織です。ここの設立150周年を記念した特別な賞を、
世界で5人が取ったのですが、その中の1人に選ばれました。

 他の受賞者には、例えばロバート・カーンさんがいます。
彼は、米国でパケット交換ネット、いわゆ...
0119Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 05:17:24.11
●一つのコンセプト、さまざまなネーミング

 IoTのIはInternet、oはof、TはThingsです。訳すと「モノのネット」ですが、
世の中には、私が提唱したHFDSから始まり、
同じような意味を持つ言葉がたくさんあります。

 例えばUbiquitous Computingです。これは10年ぐらい前に流行した言葉で、
その他にもCalm Computingとか、Pervasive Computing、M2M、O2O、CPSなど、
いろいろな名前で呼ばれています。しかし結局、目指しているところは同じです。
モノの中に入っているコンピューターを相互接続し、
さらにインターネットの中にある情報とそれらを足し算することで、
現実と仮想空間をつなげる。そのようなことをやるという目的を、
全ての言葉が共通して持っています。

 最近では、世界中にいる研究者たちも、
いろいろな言葉で呼ぶと分からなくなるので、
「モノの中に入れたコンピューターをつないで現実世界と仮想空間をつなぐ」
ような研究分野に関しては、IoTと呼ぼうということになっています。
これは、アメリカやヨーロッパ、日本でも共通認識になってきましたので、
これからはこの分野の研究を、IoTと呼びたいと思います。

 先ほど述べたユビキタスコンピューティングという言葉は、
私も10年前ぐらいからたくさん使っていたものです。
「ユビキタス」とは、ラテン語に由来する英語で「どこにでもある」ということです。
ユビキタスコンピューティングとは、
「コンピューターはどこでもある」ことを指します。
いろいろなモノの中に、コンピューターが入っていると言えば
「コンピューターどこにでもある」わけですから、
どうもこれだと少し哲学的な感じがしてしまう。
そこで、マーケッターが考えると、やはりIoT、
「モノのネット」だろうということになるのは当然だと思います。
0120Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 05:19:09.20
●重要なのは「インターネットのようにつなぐこと」

 ここで私が重要だと思うのは、
「インターネットのようにモノをつなぐ」という認識をすることです。
「モノをインターネットにつなぐ」と考えると、
モノをネットにつないで、例えば遠隔でコントロールするなどということは、
もう10〜20年も前からもできていたことで、実はたいしたことではなく、
「何も今更」という感じがします。有線でも無線でもいいのですが、
遠隔から通信回線を通してモノをコントロールしようということは、
かなり昔からあったものです。

 ところがここで重要なのは、
「インターネットのようにモノをつなぐ」ことなのです。
どういうことか。一言で言うと、オープン性です。
インターネットの本質はオープン性にあります。このTRONプロジェクトも、オープンでやっていて、全ての技術情報を開示しています。

 例えばTRONの場合ですと、ソースコードもオープンに開示して、
しかもロイヤルティー取りません。インターネットにも似たようなところがあります。
テクノロジー的には、ロバート・カーンさんなどがやっていたTCP/IPという
プロトコルを使いますが、これも公開されていて、
パソコンだろうとスマホだろうと、あるいはパッド型のコンピューターだろうと、
どこに入れても、このプロトコルさえ入れれば、相互に通信できるようになります。

 このように、インターネットはかなりオープンなもので、
どこかの会社のクローズなネットで、
そこで誰かが全てを支配しているというものではありません。
ここはものすごく重要なところだと、私は思っています。
0121Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 05:20:36.08
●インターネットの本質はオープン性にある

 大切なのは、オープンなネットワークであることです。
なぜインターネットでいろいろなイノベーションが起こったり
新しいことが起こったりするかというと、
そういうオープン性があるからです。
誰もがつなぎたいと思ったときにつなげて、
しかもインターネットでビジネスをしたい会社はいくらでも入ってくることができて、
その上でコンテンツ流通もできるし、プログラムの流通もできる。
メールのネットワークといったこともできるので、
いろいろな通信文を交換することができたり、
情報を皆でシェアしたり見たりすることができる。
これら全ての原点には、インターネットの本質、
すなわち「あらゆるものをつなぐことが自由にできる」というオープン性があります。

 何度も言っているように、オープンになっていくからこそ、
イノベーションが起こるのです。ここが非常に重要なことです。
クローズなもので、何かをするのに誰かに断らなければいけないとか、
何かをやろうとしたときに誰かの支配を受けるという環境では、
なかなかイノベーションは起きません。
このインターネットが、なぜ今の社会に大きな影響を与えたのか。
その本質がこのオープン性にあることを、まず理解することが重要です。
そうなると、「モノのネット」も、
このインターネットのようにやっていきたいと思うわけです。
0123Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 08:04:30.69
www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/13/news037_2.html
0125Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 08:19:40.74
製品名、搭載VE数、価格、提供時期、販売目標
製品名 搭載
VE数 最小構成価格(注3)
(税込) 提供予定時期
SX-Aurora TSUBASA
(エッジ用、オンサイト用) 1〜8 170万円〜 2018年
2月以降
SX-Aurora TSUBASA
(データセンター用) 64 1億2千万円〜 2018年
7〜9月
0126Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 08:26:30.34
NEC、デジタル産業革命の進展を加速させる新プラットフォーム
「SX-Aurora TSUBASA」を発売
〜AI・ビッグデータ解析領域への利用も拡大〜
https://jpn.nec.com/press/201710/20171025_01.html
0127Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 08:42:53.08
NEC、デジタル産業革命の進展を加速させる新プラットフォーム「SX-Aurora TSUBASA」を発売
〜AI・ビッグデータ解析領域への利用も拡大〜
https://jpn.nec.com/press/201710/20171025_01.html

NECは、処理性能と拡張性を大幅に強化し、HPC領域の科学技術計算に加え、
AI・ビッグデータ解析、資源探査、画像解析、セキュリティなどの
新しい領域にも活用可能な新プラットフォーム
「SX-Aurora TSUBASA(エスエックス・オーロラ・ツバサ)」を、
日本国内および海外向けに販売開始します。

新製品は、最先端LSIテクノロジーに加え、
NEC独自の高密度実装技術や高効率冷却技術などで開発された
カード型の「ベクトルエンジン(以下、VE)」を搭載しました。

VEをカード型とし、
x86サーバーへの搭載を可能とした新アーキテクチャの採用により、
ベクトル演算に加えx86で行うスカラ演算の両ニーズに対応しました。
さらに、VEの搭載数によりエッジ用からデータセンター用まで
幅広いラインアップを揃え、計算能力ニーズに応じた選択を可能としました。

なお、従来機種「SX-ACE」と比較し、性能あたり(注1)の消費電力を5分の1に、
また設置面積を10分の1に低減しました。

NECは「社会ソリューション事業」に注力しており、
世界最高レベルの技術を駆使したプラットフォーム製品を提供することで、
安全・安心・効率・公平で豊かな社会の実現に貢献していきます。
0128Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 08:44:41.90
■背景
昨今、IoTの爆発的普及に伴い、
世界規模で扱われるデータ量は2年毎に倍増しています(注2)。
また、それら大量のデータは
より高度なAI処理を要求するケースも増えていくことが見込まれるなど、
大量データを高速かつ高度に処理することが求められています。
これらニーズに対し、従来ではスーパーコンピュータに代表される
HPC(High Performance Computing)機器での処理が一般的でしたが、
システム規模も大きく利用価格も高額となるため、
利用ユーザは一部の省庁・研究機関・大手企業などに限定されていました。
ただし、今後これらの処理ニーズは、
企業における設計・開発、地方自治体での災害対策予測、
また農業や漁業の収穫・漁獲予測、店舗販売の売り上げ予測など、
幅広い業態業種に拡大することが見込まれています。
このような状況下、NECは高性能と導入しやすさの両立を目指して
ベクトル型新プラットフォーム「SX-Aurora TSUBASA」を新たに開発し、
コア当たりのアプリケーション性能を世界最速レベルとすることと、
ベクトルプロセッサをカード型化することで、
幅広いお客様に利用できる高速・高性能なシステムを提供します。
0129Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 08:46:17.31
■特長
1.世界一のコア性能を実現したベクトルプロセッサをカード型VEに搭載
新開発したカード型VEに搭載されるベクトルプロセッサは、
世界初のメモリ搭載構造(注4)を採用し、
「SX-ACE」の単一コア性能をさらに約5倍高速化させ、
世界一の単一コア性能(注5)307ギガフロップス
(GFLOPS:1秒間に10億回の浮動小数点演算性能)、
および世界一の単一コアメモリ帯域(注6)150ギガバイト/秒を実現した
高性能コアを8コア採用し、2.45テラフロップスの演算性能と
1.2テラバイト/秒のメモリ帯域を実現します。
これにより、多数のプロセッサが必要と言われる
スカラ型並列コンピュータと比較して、
少ないプロセッサ数でも、複雑な科学技術計算において高い性能が得られ、
並列プログラミングの負担も軽減されます。
0130Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 08:47:40.87
2.オープン環境との融合でより使いやすく。利用範囲拡大へ
新製品では、x86ホストサーバ(OS:Linux)とカード化されたVEが
連動して動作する新しいアーキテクチャを採用し、
スカラー(x86)向けアプリケーションはホストサーバ側で稼動させ、
ベクトル性能が高いアプリケーションはVEで稼動させるなど、
より多くのアプリケーションが利用可能なハイブリッド環境を提供します。
VEの性能を引き出すためのソフトウェア環境としては、
従来のSXシリーズ同様にNEC独自のベクトルコンパイラ、
分散並列化ソフト「NEC MPI(エムピーアイ)」、
分散・並列ファイルシステム「NEC Scalable Technology FileSystem:ScaTeFS」
(スケートエフエス)」、
ジョブスケジューラ「NEC Network Queuing System V:NQSV(エヌキューエスブイ)」
などのソフトウェアを提供し、
高度なアプリケーション開発と安定したシステム運用を支援します。
0131Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 08:50:10.62
3.タワー型から大規模システムまで柔軟なシステム構築が可能に
新製品では、VEをカード化したことにより、
エッジ用(VE数:1)、
オンサイト用(VE数:2、4、8)、
データセンター用(VE数:64)まで、
幅広い筐体サイズへの対応が可能となり、
計算能力ニーズに応じた選択を可能としました。
これにより、従来の大規模データ解析を行っているユーザに加え、
AIやビッグデータ解析を行う企業や研究所の研究者・開発担当者なども、
高性能ベクトルマシンを利用することができるようになりました。(注7)
なお、1ラックあたりでは最大156テラフロップスのラック演算性能、
および76.8テラバイト/秒のメモリ帯域を実現しています。
ラックの接続数には制限がなく、
お客様の利用環境に合わせた大規模なシステムを構築することが可能です。

なおNECは、「SX-Aurora TSUBASA」を下記2展示会に出展します。

(1)NECグループが開催する「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2017」
(会期:11/9(木)〜11/10(金)、会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区))「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2017」について
https://uf-iexpo.nec/
(2)世界最大のスーパーコンピュータ国際会議/展示会「SC17」
(会期:2017年11月13日〜16日、米国コロラド州デンバー)
新製品の詳細につきましては、別紙をご参照ください。

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する
「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。
当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、
効率的で洗練された社会を実現していきます。

【別紙】 [PDF]「 SX -Aurora TSUBASA 」の主な仕様
https://jpn.nec.com/press/201710/images/2501-01-01.pdf
0132Be名無しさん垢版2018/09/14(金) 08:52:18.99
(注1)同一演算性能を実現するラック構成において
(注2)IDC[The Digital Universe of Opportunities]をもとにしたNEC推測
(注3)最小機器構成例
エッジ用:ハードウェアとソフトウェア環境
データセンター用:ハートウェアとソフトウェア環境
(注4)プロセッサ内に広帯域幅メモリを6枚搭載した構造において(2017年10月25日時点、NEC調べ)
(注5)2017年10月25日時点、NEC調べ
(注6)2017年10月25日時点、NEC調べ
(注7)2017年7月23日 NEC、ベクトル型コンピュータに適した機械学習向けデータ処理技術を開発
http://jpn.nec.com/press/201707/20170703_02.html
※SX-Aurora TSUBASA、SX-ACEは、日本および米国における日本電気株式会社の商標または登録商標です。
※"Linux"はLinus Torvaldsの日本および その他の国における登録商標または商標です。
参考
ベクトル型演算:
ベクトルプロセッサという科学技術計算向きの高速プロセッサにより、
一つのベクトル命令で配列要素を一括処理することにより
大規模・複雑な計算を高速処理する演算方式。
気象、航空宇宙、環境、流体解析、物性計算などに適している。
スカラ型演算
汎用的なプロセッサ(x86など)を多数並列接続することで高速処理を実現する演算方式。
遺伝子解析など多数の業務の同時処理や粒子計算など並列化が容易な計算に適している。
SX-Aurora TSUBASAについて
URL:http://jpn.nec.com/hpc/

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
グローバルプラットフォーム本部
TEL:044-455-8630
E-Mail:info@hpc.jp.nec.com
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