現役東大特進スタッフが解説 “デキる生徒のためにデキない生徒がカネを払う”東進の低偏差値生搾取のカラクリ――
「塾としてどうなのか?と、正直思います」
http://www.mynewsjapan.com/reports/2321

「東大現役合格者数日本一」を自称する東進だが、他の予備校は東大現役合格者数を
公表しておらず「何を根拠にナンバーワンと言っているのか不明」との声は東進スタッフからも出ている。
とはいえ、東進が「東大合格」にこだわっているのは確かで、特別対策講座「東大特進コース」では、
模試等の成績に応じ授業料無料で受講できる「特待生制度」が充実。
現代文の林修氏をはじめ有名講師の貴重なライブ授業も受けられるため、進学校や他塾の在籍者が続々と集まる。
しかし、無料受講者が多くを占め、単体事業としては大幅赤字のはずで、
サービスの受益者と費用負担者は全くバランスしない。
今回、受験生時代に東大特進に通い、現在はそのスタッフとして働く現役東大生Eさんに話を聞いた。
見えてきたのは、「デキる生徒のためにデキない生徒がカネを払う」という、
本来なら生徒を公平に扱うべき教育機関の建前を無視した、
低偏差値生を食い物にするかのようなカラクリだった。
【Digest】
◇特待生は有名講師の授業料もタダに
◇“赤字事業”を支える「通常校舎のデキない生徒たち」
◇現役東大生スタッフの時給は1400円
◇積極的な営業はせず収益度外視
◇スタッフは生徒の「つなぎとめ」役
◇東進は「デキる人」以外が損する塾