「『ハーフあるある』ですけど、めっちゃ言われたのが『祖国に帰れ!』です(苦笑)。あと『なんで日本語喋れるの?』とか。ペルーへの差別もありましたね。『触るな、ペルーが移る!』なんて言われたり」

 からかわれたり、馬鹿にするような物言いをされたら、絶対に黙ってはいなかった。
「小学校の時は荒ぶってて、何か言われると『うるせえ!』って絶対に言い返して、小1から小6までよく喧嘩しました。6年生の時に最後の大喧嘩をしたんです。相手はクラスで一番体の大きな子で、マウントを取ったり取られたりで殴り合いして。僕のパンチが相手の目に入って大きく腫れてしまって、あとで『空手をやってるのにそんなことでいいの?』と親や先生に怒られて。それで反省して、それ以来、どんなにからかわれたり馬鹿にされたりしても、喧嘩は一切してないです」

https://note.com/kojishigeta/n/ncf7bdc7895a3