橋本健二『新・日本の階級社会』講談社現代新書(2018年1月)によれば、
資本家階級といえる最上位階層に位置するのが全人口の4.1%、
新中間階級といえる上位中流層が同20.6%だそうだ。
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新中間階級は平均年収で約500万円と、決して金持ちとはいえず、今後いっそう細ることが懸念される層であるが、しかし、
このあたりまでは、まぁなんとか現時点でそれなりの生活で乗り越えられているところだ。

この構成を大学の合格偏差値の順に同世代人口に占める割合をみると
http://tanuki-no-suji.at.webry.info/201507/article_1.html
概ね旧帝一工神・早慶に医学部を加えると、だいたい4.1%超となり、上記の資本家階級並みの割合となる。
上記新中間階級までの累積割合は24.7%≒25%であり、大学進学率50%で、大学進学者の偏差値の中間=偏差値50とすると、
新中間階級の底辺は概ね日東駒専・産近甲龍ラインとなる。

もちろん、上位から落ちる者もいれば、下から這い上がってくる者もいる。Fランにも資本家階級のボンボンだっているから、
全くこの通りに出身大学で階級化するわけではないが、しかし、やはりニッコマ・サンキンが目安とはなろう。

そのため、同世代人口の10〜15%以内に位置するMARCH・関関同立ならば、十分にドヤ顔に値する高学歴である。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54298