来春の選抜高校野球大会、3月18日開幕 大会史上最も早く


 毎日新聞社と日本高校野球連盟は15日、来春の第94回選抜高校野球大会を、2022年3月18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕し、30日までの13日間(休養日を含む)の日程で開催すると発表した。大会史上最も早い開幕日になる。


 高校野球では12月1日から翌年3月19日まで原則公式戦が行えない「アウトオブシーズン」にあたるが、日本高野連の理事会で開幕日の日程が承認された。休養日は2日間で、準々決勝翌日と準決勝翌日に設ける。
出場校は例年通りの32校で内訳は、一般選考28校、特別枠4校(21世紀枠3、神宮大会枠1)。一般選考の地区別校数は、北海道1▽東北2▽関東・東京6▽東海2▽北信越2▽近畿6▽中国・四国5▽九州4。関東・東京は関東4、東京1、中国・四国は中国2、四国2がそれぞれ決まっており、ともに残り1校は両地区を比較して割り振られる。

 出場校を決める選考委員会は来年1月28日、組み合わせ抽選会は3月11日で、いずれも大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われる。21世紀枠特別選考委員14人と一般選考の選考委員59人の委嘱も承認された。【藤田健志】