2019.9.28(土) 岡山準々決勝 マスカットスタジアム(122-99.5) 第二試合

倉敷工業 010 100 000-2 H6 E2
創志学園 010 000 12*-4 H9 E1
(倉)福島(3)、柴田(4.1)、多々野(0.2)−朝比奈
(創)三方−池田

夏の大会でベールを脱ぎ、県下にその名を響かせた倉敷工の左腕福島
西部地区予選では不調の噂も流れ、登板も危ぶまれていたが
創志学園との一戦に堂々の先発マウンド

・・・だったが、投球練習から加減しながらの暖機運転
ここぞの局面では出力全開で球速も135km/hを超えてきていたが
創志学園のしっとりネチネチした攻撃に遭って予定の球数を超えたのか序盤で降板
174cm90kgのシルエットからの馬力型フォーム、球威はあるし、変化球もムズイ
3回で奪三振5、打っては5番、一塁の守備では俊敏な動きも披露
この福島が万全であればというところだが、是非もなし

創志学園は小型でもスイング力の強い打者が多いだけでなく
相手が嫌がることを嬉々として実践してくるため
相手バッテリーは辛抱を求められることやるかたなし
守備はここ数年では白眉の仕上がり具合
一流ホストのフィンガータッチのようなグラブさばきに危うくうっとり

エースは184cm右腕・三方
短いイニングにおけるストレートはベース上で結構な伸びを誇るが
この試合は9回完投仕様で最速は135km/hを少し超えた位
倉敷工打線の傾向を把握しつつ中盤以降は変化球主体で最終的に奪三振10
左肩の開きが不安定な場面もありつつ、スライダーでしのいだ内容