ORBITER 2010
Orbiter作成の本懐がデルタグライダーみたいな水平発進着陸機の実現だとしたら、 それを実現するのに、予算はいったいいくらくらいかかるのだろうか? 昔、デルタグライダーの推力・比推力だけ上げたもので遊びたいと思ったのだが、 デルタグライダーのスペックを設定しているのは設定ファイル(コンフファイル)などではなく、 ソースに直接記述されているのではないかと思って断念した記憶がある。 どこに記載されているのか?興味深い。 見つけた。 デルタグライダーのコンフィグは、 https://github.com/orbitersim/orbiter/blob/main/Src/Vessel/DeltaGlider/DeltaGlider.h に記載があり、 推力は const double MAX_MAIN_THRUST[2] = {2.0e5, 1.6e5}; // Main engine max vacuum thrust [N] per engine. (x2 for total) 比推力は const double ISP = 4e4; // Vacuum Isp (fuel-specific impulse) for all thrusters [m/s] となっているようだ。 ここを書き換れば超絶宇宙船化が可能かもしれない。 VenturestarなどはVinkaのSpacecraft.dllを使っているので、 iniファイルの該当箇所を書き換えれば、 空港から水平発進し太陽系を一瞬で駆け抜けるような超絶宇宙船化が簡単にできた。 >>212 より、デフォルトのデルタグライダーは 推力200kN比推力40000秒だったらしい。 Orbiter2016ではコンストパラメーターの万有引力定数が6.67259(30)の値で扱われている。 これはNASAで扱われているという値(1999年に決めたらしい)と一致しているようだ。 万有引力定数 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E6%9C%89%E5%BC%95%E5%8A%9B%E5%AE%9A%E6%95%B0 Wiki上では推奨値の変更があるという表現がなされている。 Orbiter.pdfの26 Solar System: Constants and parametersに様々なパラメーターの値が明示されている。 Google検索で万有引力定数を検索すると 万有引力定数 = 6.67408 という値が出てくる。 >>218 この値は2014年のCODATA 2014推奨値・NIST 2014推奨値であるようだ。 組織によって、情報によって誤差があるパラメーターとなっている。 標準化されていないと言っても良いだろう。 しかも4年に一度、次は2022に推奨値は変更される可能性が高い。 orbiterの最大画素数は2048×2048。 これは、ソースにも書いてある。 そこだけ書き換えれば、8k対応とか可能なのだろうか? 検索結果の4ページ目にあった。 https://github.com/orbitersim/orbiter/search?p=4& ;q=2048 誰か日本人でgithubのオープンソースをリコンパイルしてみた人いるのかな? 万有引力定数が変わるとどう影響するんだろう? 定数は理科年表にも載っているし高校物理で習うと思われるが、 影響範囲とその例は明示できるのかな? プランク定数から万有引力定数が計算可能と聞く。 プランク定数は2019年に定義が完了しており、値が変わらなさそうである。 仮に値が変わったとしても、確定した桁数分に対して追加する細かい桁の値程度であろう。 万有引力定数は、毎年発行される理科年表に記載されているように、毎年値が変わる危険性がある。 日本の学校教科書に記載される値は、4年毎に教科書が変わるがそのたびに変更されてきた可能性が高く、 高校・大学・大学院・企業等組織と進級するたびに扱う値が変わる可能性がある。 NASAでは1999年の値で2000年ごろにJ2000.0と同時期に定義して、今でもそのまま利用している可能性が高い。 これは値を変えた結果、コロンビア号墜落事故が2003年2月1日に起きたりするという問題に繋がっている可能性から、 変更を簡単にはできないという選択をしていると考えられる。 なので本来は定義の値の桁数を大きくし、確定する桁数を大きくする等の根本的な解決をする必要があるだろう。 1797年ごろのキャヴェンディッシュの実験の情報程度しか出てこないのも問題である。 近年にも研究されているはずだが。 Orbiter.pdfの 26 Solar System: Constants and parameters の Mass: Sun / (Earth+Moon) 328900.56 (± 0.02) も、時間の経過とともに変化する値である。 Orbiter(Orbiter.pdf)では、地球の質量のMで表現せずに 上記の表現で桁数を稼いでいるようだ。 >>226 >Mass: Sun / (Earth+Moon) 328900.56 (± 0.02) >も、時間の経過とともに変化する値である。 この理由は、例えば平均体重65kg、増加した人口10億人とすると、 65,000,000,000kg減少した(地球の質量が増加した)という事になる。 まぁ人間の体重程度は値が小さいので、地球の質量が増えた減った議論の方が、 影響がある可能性がある。 個人的には地球の質量は増えると考える。 しかし太陽の質量は増えるのか減るのか謎である。 燃焼して宇宙空間にエネルギーを放出しているので、減っていると考えることもできるし、 (そうすると値の表現上、変化が低い) 増えているという論が暴論とは言い切れない。 >>227 ちなみにこの値はOrbiter.pdfの2010年と変わっていない。 https://github.com/orbitersim/orbiter/search?p=2& ;q=earth+mass 上記でソースを検索したら、 h:set_text("Earth") par1:set_text('Radius: 6,371km Mass: 5.97210^24kg Mean orbital radius: 149.610^6km (1AU) という記述が出てきた。 この値は古いかもしれない。 他に、 https://github.com/orbitersim/orbiter/search?p=6& ;q=earth+mass に Name = Earth Module = Earth Module_Atm = EarthAtmJ71G ; default atmosphere model if no user selection ; (interpolation error ~0.1m) ; === Physical Parameters === Mass = 5.973698968e+24 という記載を発見した。 Google検索してみると数件しか出ず、Orbiter関係となっている。 つまりOrbiter独自の値だろう。VSOP87かもしれない。 桁数が欲しいので仮想的に設定されたものだろうか? これが基本的な値として扱われているのであろう。 VSOP (planets) https://en.wikipedia.org/wiki/VSOP_ (planets) 英語版wikiによれば、VSOP2013までは少なくとも出ているようだ。 OrbiterではVSOP87を使用しており、内容の値に変化がある可能性がある。 スターグループってまだまだ展開するみたい・・・俺も雇ってくれるかな? PDエアロスペースが試験飛行に使っている下地島空港の識別は4レター(ICAO)ではRORS。 autopilot172アドオンモジュールは古いが空港情報が載っていた。 搭載されている10004の空港の中に入っていた。 RUNWAY END1 1434 0 385 END2 -1475 0 -340 WIDTH 60 ILS1 110.90 ILS2 111.50 RWTEX Runway2 NRWSEG 15 RWSEG1 1 0.025 0.5 0.75 1 0.852 RWSEG2 1 0.025 0.5 0.75 1 0.852 RWSEG3 1 0.007 0.5 0.75 0.852 0.7305 RWSEG4 1 0.06 0.5 0.75 0.5 0.03125 RWSEG5 1 0.007 0.5 0.75 0.7305 0.6133 RWSEG6 1 0.1 0.5 0.75 0.5 0.03125 RWSEG7 1 0.007 0.5 0.75 0.6133 0.5 RWSEG8 6 0.538 0.5 0.75 0.5 0.03125 RWSEG9 1 0.007 0.5 0.75 0.5 0.6133 RWSEG10 1 0.1 0.5 0.75 0.03125 0.5 RWSEG11 1 0.007 0.5 0.75 0.6133 0.7305 RWSEG12 1 0.06 0.5 0.75 0.03125 0.5 RWSEG13 1 0.007 0.5 0.75 0.7305 0.852 RWSEG14 1 0.025 0.5 0.75 0.852 1 RWSEG15 1 0.025 0.5 0.75 0.852 1 Orbiter上での比推力はm/sで表されているが、sの場合と値が変わらないようだ。 10年間ずっと最大出力を続ける推進機の比推力は 60*60*24*365.25*10=315,576,000 3億1557万6000秒 ScenarioEditerで設定する際、新規Vessel設定で希望の天体を指定し、 OrbitalElementsでSemi-major axisを適当、Eccentricityを0で指定しapplyを押せば、 Eccentricityを0付近での軌道の設定が可能。 その際、SufaceMFDで高度が確認できる。 SurfaceMFDは一番近い重力点を基準に自動で表示が切り替わってしまう。 これを指定の天体基準に切り替えるアドオンはないものだろうか? また、特定の基地などからの詳細な距離を表示する距離計も欲しい。 OrbiterのEarthのAxesは、赤道と子午線の接点がX、北極方向がY、そのXY平面の奥側がZとなっている。 一般的なXYZ座標表現では、XY平面の手前がZ座標で表現することが多く、混乱する。 >>239 無料CADツールBlenderもXYZ軸はXY平面に対してZ軸が上側となっており、 この問題のせいでBlenderでデータを作っても、データに対して座標軸の変換をしなくてはデータが使えないようだ。 >>239 宇宙船モジュール(例えばDG)も、右側がX、正面向こう側がZ、上側がYとなっており、 一般的な表現のXYZ平面に対してY軸とZ軸が入れ替わっている。 Blenderからのデータコンバーターは(まだ)一般化されていない。 アドオンモジュール作成者が各自で座標変換を行っているようである。 RecorderRef.pdfには、p.3に with radial distance r, polar angle φ and azimuth angle θ と書いてあるが、 with radial distance r, azimuth angle φ and polar angle θ の間違いではないだろうか? 一般的には経度longitudeがファイφ 緯度latitudeがテータθ なはず。 OrbiterはRecorderRef.pdfのp.8の Appendix 2: Cartesian and polar coordinates に left-handed coordinate system と書かれているので距離経度緯度の順。 Orbitersdk/doc/API_Reference.pdfのp.534(記入されているページ数で523)には、 fpos offset vector when leaning forward [m] fphi camera rotation azimuth angle when leaning forward [rad] ftht camera rotation polar angle when leaning forward [rad] などと書かれている。 Orbiterを触っている人は優秀な人が多いなぁ。 でもp64とか大昔に卒業しちゃってるし。 nikogoriが後を引き継いでいるが、一向に多人数化しない。 >>235 比推力のx sを排気速度に換算すると9.80665・x m / sだな。 >>214 40000秒ではなく40000m/s なので秒に直す場合は 40000÷9.80665で4,078.8648519117129702803709727583 4079秒程度 単位とソースから推察するにOrbiterでは有効排気速度の事をISP(比推力)と書いている。 有効排気速度はEffective exhaust speedだな。単位はm/s。 ISP(比推力)の単位はs(秒)。 一般的には比推力の方が宇宙船の出力の値として提示されがちだ。 正確にはISP(fuel-specific impulse)やVacuum Ispなどと表記しているが。 OrbithangarとOrbiterforumが統合されOrbiterforum内のアドオンダウンロードのページでアドオンをダウンロードするようになった。 おかげで別サイトのアドオンへのリンク等が全滅した。 Venturestar https://www.orbiter-forum.com/resources/x-33-venture-star-and-launch-complex.1287/ [CONFIG] MESHNAME="vstar" FOCUS=0 SIZE=19.85 EMPTY_MASS=2500000 FUEL_MASS=7500000 MAIN_THRUST=3e9 RETRO_THRUST=0 HOVER_THRUST=3e9 ATTITUDE_THRUST=3e7 ISP=1000000 vstar.iniを上記のように書き換えるとOrbiter2016でも滑走路から離陸できるようになる。 空港滑走路コンプレックスを作りたいんだが、 テクスチャをテクスチャレベル別に512×512のddsに加工して設定しなきゃいけないんだよな。 これみたいに。 Boca Chica Base 2021-04-29 https://www.orbiter-forum.com/resources/boca-chica-base.778/ 面倒くさい。 YouChatにて Q:宇宙船シミュレータOrbiterとは? A:Orbiterは、実際の物理法則に基づいて宇宙航行をシミュレートするために開発された宇宙航行シミュレータプログラムです。20011127にリリースされたシミュレータは、宇宙船を操縦するためのいくつかのインターフェースを備えています。これらのインターフェースを使用することで、宇宙船を制御し、宇宙現場の中ではどのように動くかを検証することができます。また、Orbiterには、ISS(国際宇宙ステーション)、ムーン、火星、月の面から宇宙航行を行うための物理的なモデルも付属しています。 Q:宇宙船シミュレータOrbiterの宇宙座標を表示するアドオンをVC++で作って A:VC++を使用して、宇宙船シミュレータOrbiterの、宇宙座標を表示するアドオンを作成することは可能です。ただし、アドオンを作る前に、オープンソースシミュレータをソースコードレベルで拡張するための手順を理解する必要があります。まず、Orbiterのソースコードをダウンロードして、VC++を使用してOrbiterをビルドし、その後、ソースコードを書き換えて拡張する必要があります。宇宙座標を表示するアドオンを作成するためには、Orbiterのコードを書き換えて宇宙座標を表示する機能を追加する必要があります。また、宇宙航行シミュレータのAPIを使用して、アドオンの表示を実装する必要があります。 できんのかーい! オービター2010 つまりもう13年も昔のソフトなのである・・・ Orbiterを見たら宇宙開発計画の説明で宇宙絶対座標系とか設計できると思っていたんだが、 使ってもJ2000.0とか使っているまんまだろ。 23年前の座標系だな。 JAXAなんて表現している座標の桁数も少ないし。 Orbiter自体もVSOP87で36年前のデータを使っている。 しかも倍精度浮動小数点数。 16桁程度しか精度がない。 ちなみにOrbiterの初出は2001年。 現行のバージョンはOrbiter2016で2016年製だが、2020年にオープンソースになった。 そろそろせめて4倍精度浮動小数点数に対応するかと思ったが、 別に任意精度浮動小数点数でも良いんだが。 みんなが使用するようなマシンのスペックも上がっているし。 問題はストレージ。 テクスチャのレベルを1上げると、1レベル前のデータと比較してデータ量が4倍になる。 read.cgi ver 07.4.6 2024/03/23 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる