猗窩煉 童煉

童磨さんが煉獄さんにちょっかい出すようになって
初めて煉獄さんへの執着を自覚する猗窩座さんを受信した

人間は弱い、現にお前は俺に組み敷かれ犯されるのを受け入れることしかできないだろう
俺が憎いか、悔しいか、ならば鬼になるんだ杏寿郎…と
煉獄さんの心を折るために犯していただけのつもりだった猗窩座さん
童磨さんが俺もお相伴に与りたい、と言いはじめたときも好きにしろと言っていたのに
「鬼になろう、そして俺のものになろうよ、ずっと愛してあげる、ずっと大事にするよ」と
煉獄さんを抱きながらまるで恋人同士のように優しくささやくのを聞いて
ふざけるな、お前になどくれてやるものか、杏寿郎は俺のものだと怒りに拳を震わせ
「ならない…力ずくでこようが色仕掛けでこようが同じことだ、俺は鬼にはならない」と
いつもと同じ答えを返す煉獄さんの声が甘くうわずっていることに
なぜその男にそんな声を聞かせる、と胸がざわついてしまう
そしてそんな自分に「俺は一体何を考えている、これではまるで…」と愕然とする猗窩座さん

童磨さんはガチで口説いてるんでもいいし猗窩座さんの本心に気づいたうえで煽ってるんでもどっちでもおいしい