電動モーター動力を利用する車(BEV、FCEV、HV、PHV)の大きな利点として、エネルギー循環利用システムを
ビルトイン出来る事が挙げられる
つまり回生ブレーキによる (これまでは減速時に100%失われていた)運動エネルギー の、電気エネルギーを
介した回収再利用が適用可能になること

回生ブレーキは1995年のプリウス初代に世界で初めて実装市販化されたが、その後トヨタのシステム
では20年以上にわたる技術的な熟成・進化が計られてきた
(世界中のメーカーに巻き起こしたいわゆる「プリウスショック」の内実は、大発明THS機構特許だけ
でなく、協調回生ブレーキまで込みで市販モデルを実現してしまっていたこと)

実は、カタログ数字には全く表れないが、エネルギー回収の効率には当然各社システム毎に「優劣」がある
効率数字としてどこにも出てこないので、ユーザーとしては、残念だが各モデル毎の総合的な燃費性能で
推し量るしかないのが現実だが