>>665 続き

・レーザーとレーダーの性能の差とは

これは、何度もスズキに言ってるの全く変えようとしない。新型スペーシアの自動ブレーキは、
レーザー+カメラ式という比較的安価なシステムで、新型N-BOXのレーダー+カメラ式より
明確に一段センサー性能は劣る。だからこそ新型N-BOXには付いているACC
(アダプティブ・クルーズ・コントロール「定速走行・車間距離制御装置」)機能が付いて
いないのだ。

レーザー+カメラ式が苦手とする歩行者に対しての自動ブレーキ性能も、実際の性能は不明。
カタログにも停止可能速度は明記されていない。大ざっぱに評価するとダイハツよりマシかも
しれないが、新型N-BOXのレーダー+カメラ式には全く届いていないと考えていいだろう。

自動ブレーキに限らず一時が万事こうだとやっぱり厳しい。
ということを慧眼な日本のユーザーは見抜いているんだと思う。

衝突安全性の高さや、サイド&カーテンエアバッグの先行採用を見ても新型N-BOXの方が
ユーザーの方を向いている。デザインとCMで買うというユーザーもまだまだ多いと思うけれど
、やはり自動車は命を預ける乗り物だ。

もちろんデザインを一新した新型スペーシアが、デザイン的にはキープコンセプトの新型
N-BOXを凌ぐ売れ行きになるかもしれない。このあたりは全く読めず。ただ個人的には
安全面においても白ナンバーの普通車と同じようなクルマ作りをしている新型N-BOXが
強いと思う。今後の販売動向がどうなるか楽しみだ。